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ダッソー・システムズ、半導体設計領域の統合設計データ管理を提供

[issued: 2007.03.06]

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 PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)ソリューション大手の仏Dassault Systemes(DS、ダッソー・システムズ, ベルナール・シャーレスCEO)はこのほど、半導体業界向けに、半導体設計における仕様策定からIC設計完了まで、半導体の設計チェーン全領域をカバーする業界初の統合設計データ管理(Design Data Management;DDM)システムを発表した。3種のソフトウエア構成で開発設計の効率化を促進する。

 ENOVIA MatrixOne Synchronicity DesignSync 5.0はDSの半導体設計データ管理プラットフォームの最新バージョン。モジュールベースの設計フレームワークを採用しているのが特徴で、複雑化する半導体製品の迅速なデリバリを支援するとともに、開発設計チームによる多地点間、タイムゾーン間、ツール間、プロジェクト間、プロセス間の協業を効率化する。

 今日、半導体設計はアナログ設計とデジタル設計などに分散開発され、さらにそれぞれアナログ、デジタル領域内でも細分化された領域で設計チームが異なるデータセットを開発する。組込みソフト利用もこの分散化を助長している。これら開発チームが個別的なファイルレベルの開発に集中する一方で、多種データセットをワンチップに統合設計する段階ではより抽象度の高い次元でデータを操作する必要がある。しかし個々の設計チームが異なるDDMを採用している場合には、データ変換の自動化ができず、しばしばデータセット抽出作業が手作業にゆだねられ、非効率とエラー発生の要因となっている。

 DesignSyncはファイル・ディレクトリレベルと同時に、抽象度の高いモジュラーレベルでのデータ管理を可能にする。具体的には、モジュールが集合的ブロックとなり、データファイル、フォルダーを蓄える。個々のファイル変更履歴がファイル単位にとどまる一方で、構成変更履歴はモジュールレベルに保たれる。さらにDesignSyncはモジュールの設計階層の管理を可能にする。モジュール間の階層レファレンスがモジュールデータとともに単一のサーバあるいは世界各所に分散したサーバに保持されることにより、個々の設計要素は管理され、あわせて相互の関連性も保持される仕組みだ。

 またMatrixOne Semiconductor Accelerator for IP ManagementとMatrixOne Semiconductor Accelerator for Team Collaborationの二つのソフトウエアは、半導体事業のプロセス管理に業界特有の用語、データモデル、事前定義されたワークプロセス、レポート、ユーザーインターフェースなどを組み合わせ、DesignSync 5.0の機能を拡張する。

 同社によれば、半導体企業の上位15社のうち13社を含む120社・組織で同社の半導体設計ソリューションを活用しているという。


Synchronicity DesignSyncの画面例
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