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NEC、暗闇で撮影できる赤外線カメラモジュールを発売

[issued: 2007.04.09]

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NECの非冷却型赤外線カメラモジュールHX0830M1

 NECは、高感度の自社製赤外線センサーと映像処理回路を使った非冷却型赤外線カメラモジュール「HX0830M1」を発売した。合わせて、国内初となる非冷却型赤外線撮像センサの生産工場を、府中事業所と相模原事業所に開設した。出荷は受注から約3カ月後で、販売目標台数は月間2,000個を目指す。

 赤外線カメラは物体から放射される赤外線の量を輝度として映像化するため、光がない場所でも物体を熱情報として検知できる。このため、様々な施設における侵入者検知、遭難者捜索、車輛などの視覚補助、動植物の観察などに利用される他、物体面の温度の2次元分布を離れた場所で映像化できるため火災監視、異常発熱監視、食品加工の温度管理、医療現場の体温観察、構造物の非破壊検査などにも利用されている。将来的には生体認証やインテリジェント交通システム (ITS)などへの活用も見込まれている。

 今回発売するカメラモジュールでは、波長8μm~14μmの遠赤外線を検知できる赤外線センサー「HX0830」と、後方部のセンサー駆動、読み取り、映像信号処理、電源供給を行う回路を組み合わせた。機器に組み込んで電力供給すれば、RS-232C経由で制御できる状態になる。モジュールは 38mmX38mmX65mmの手のひらサイズで、320X240画素の解像度と0.075度(K)の温度分解能を備えている。映像出力は、 NTSC/PALおよびデジタルビデオ出力を装備し、ピクセル毎のデジタル生データのリアルタイム出力も可能にした。

 同社は、非冷却型赤外線撮像センサー単体の販売も行い、さらに今後は640X480画素のセンサを搭載したカメラモジュールも製品化する計画。



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