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GM、プラグインハイブリッド車ボルトに燃料電池を搭載

[issued: 2007.05.01]

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2世代目のE-Flexでは、車体前部に燃料電池セル、
前部座席の間にリチウムイオン電池、
後部座席と車体後部に水素タンクを配置している

 米General Motors社(GM)は、プラグイン・ハイブリッドのコンセプトカー「Chevrolet Volt(シボレー・ボルト)」で、エンジン発電機の代わりに水素燃料電池を搭載したモデルを、中国・上海オートショーで公開した。

 ボルトは、電気エネルギーだけを使って駆動する電気駆動システム「E-Flex」を採用しており、今回のシステムは2世代目となる。今回のE-Flex は、第5世代の水素燃料電池およびリチウムイオン電池で構成され、電気のみで最長483km(300マイル)走行することができる。現在シボレー・シクエル・コンセプトに搭載されている第4世代の水素燃料電池は8kgの水素で483km走行可能だが、ボルトの第5世代の燃料電池はサイズが半分になった上、 483km走行するのに従来の半分となる4kgの水素しか必要としない(1kgあたり約121km(75マイル))。またリチウムイオン電池は、コンセントにプラグを差し込んで充電するだけで約34km(20マイル)走行することができる。

 E-Flexシステムは、オートマチック・トランスミッション仕様の4気筒ガソリンエンジンとほぼ同じ体積でエンジンフードに収まり、後輪内側のハブにパッケージングされたコアレスモーターにより車輪を駆動する。ボルトは軽量コンパクトな電気駆動システムで長距離走行を可能にするために、フェンダー、ステアリングホイールなどの部品にGEプラスチックの新規材料を採用しており、シークエルより約30%軽い約1,588kgの車輛重量を実現している。

 1月のデトロイトショーで初公開したボルトは、ガソリンエンジン発電機とリチウムイオン電池を使ったプラグイン・ハイブリッド車で、 1回の充電で64km(40マイル)の走行が可能。長距離走行時に使うエンジンは、エタノール85%、ガソリン15%の混合燃料「E85」を使用できる。発表では、水素燃料電池を使ったモデルを開発中していること、「GMは、推進システムのエネルギー源は市場需要に適合するように改良してきた。例えばブラジルでは100%エタノール(E100)を、上海では太陽光から生成した水素を、スウェーデンでは木材から生成したバイオエタノールといったように」(研究開発・企画担当、ラリー・バーンズ副社長)とアナウンスしている。



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