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PTC、2010年までに年間売上15億ドル、収益率22%の新目標

[issued: 2007.06.06]

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【PTCユーザーカンファレンスレポート】

新事業目標を発表するRichard Harrison社長

 米PTC(マサチューセッツ州ニーダム)のRichard Harrison社長は4日、米フロリダ州タンパで催したメディアイベントで、「2010年までに年間売上15億ドル、収益率22%を達成する」という新たな事業目標を発表した。
 同社は2004年に「2008年までに10億ドルの総売上」の目標を掲げたが、「すでにそのゴールの達成が見えた以上、次なる目標が必要になった」(Harrison社長)として、新目標を固めた。
 同社長によれば、開発製造拠点が一段とグローバル化し、設計センターのオフショア展開、アウトソーシング化が進み、製品自体の構成機能も複雑さを極める傾向のなかで、PLMに対する需要は一段と拡大すると予測。特に「Dellは設計センターを海外各地に分散化してコスト削減を進める一方、設計ツールは統合化して開発設計で効率化の実をあげている。製造企業がERPなど企業の基幹系ITを統合化し、ITサプライヤ数を絞ってコスト削減を図る傾向の中で、 PLMへの投資マインドは一段と増している」と強調した。
 また「(競合する)Dassault Systemesが2年前まで維持してきたIBMとの親密な連携を今は失い、他方UGSがマシンツール事業のSiemensに買収されるという変化に遭うなかで、PTCは競合他社を凌ぐ成長を続けている。事業環境は5万社の顧客、80万人のユーザーを基盤に安定しており、メンテナンス収益だけでも今年度は 4億ドルを上回る」と総括した。
 同社の業績は、業界アナリストの成長予測を上回って伸びている。アナリスト筋では、メカCAD市場は年率5%、データ管理市場は同12%の成長を予測。これに対し、PTCの直近12ヵ月間のハイエンドCAD Pro/ENGINEERを中核とするデスクトップ製品は16%、エンタープライズソリューションのWindchillは25%の成長を示している。今後も買収による技術力の拡大を続ける方針だが、既存事業でも年成長率を10~12%のペースで維持したい考えだ。
(甲斐真一郎)



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