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大日本印刷とソニー、100コマの動画像を記録できるホログラムを開発

[issued: 2007.07.12]

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大日本印刷とソニーPCLの新型ホログラム。 見る角度を変えることで画像が連続的に変化する

 大日本印刷とソニーPCLは11日、1枚に100コマ以上のアニメーションや実写映像を収録できる新型ホログラムを開発し、セキュリティ用途での受注を開始すると発表した。両社は約1年半のフィールドテストの結果、偽造が極めて困難なことを確認できたとして本格的な事業展開に踏み切る。価格は、ソニー PCLが担当する原版製造の価格を除き、15mm角のシール品を200万枚発注した場合で1枚約8円。売上げ目標は07年度で1億円、09年度までの3年間累計で10億円。

 この新型ホログラムは、現在主流の画像表面の凹凸で画像を記録するエンボス型ホログラムではなく、レーザーの干渉光により感光層の中に縞模様を形成して画像を記録するリップマン型ホログラムで、入手困難な感光剤と特殊な製造技術が必要なことから偽造が困難とされている。従来は1枚のホログラム上に記録できる動画像は数コマが限界だったが、今回ソニーPCLが開発した独自の線順次記録技術を使った原版を利用することで100コマ以上の記録を実現し、不正複製防止効果をさらに高めた。模造品との判別などのセキュリティ用途に最適で、製品形状は、シール、転写箔、脆質タイプなどさまざまな形状での供給が可能。

 新型ホログラムは、1989年からホログラムの応用研究を進めてきたソニーがステレオグラム技術を基に開発した原盤製作技術を、2001年から「セキュアイマージュ」などのリップマン型ホログラムを量産している大日本印刷の量産製造工程に適合させることで実現している。


新型ホログラムの原版製造技術。記録したい映像を液晶パネルに表示し、
映像を円筒状レンズでスリット状に変換して、干渉縞をガラス原版上に線順次記録する



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