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松下電器、国内初のウォークスルー虹彩認証システムを開発

[issued: 2007.08.06]

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松下電器のウォークスルー虹彩認証システム


 松下電器産業・パナソニックシステムソリューションズ社は、歩行しながらでも高精度な本人認証が可能になる国内初の「ウォークスルー虹彩認証システム」を開発した。

 空港の出入国管理や登場ゲートなどでは、限られた時間で多数の人物を「自然で使いやすく、高精度で迅速に」認証できるシステムの実現が求められている。同社は2005年から総務省の「ユビキタスセンサーネットワーク技術に関する研究開発」の「高精度人物認証技術の開発」で、撮影距離が1m以上離れたところから人物を高速高精度で特定する技術に取り組んできた。

 新システムは、200万画素のデジタルカメラ搭載の認証装置を160cm幅のスペースに2台設置し、その間を歩行者が通り抜けるという構成。約 120cmの距離から秒速1mで移動して来る歩行者の目の位置を検出し、誘導時間を含め2秒以下で認証できる。認証方式には、指紋や静脈に比べ長距離の非接触認証に適した、米国SecuriMetrics社がライセンスする虹彩認証技術を採用。本人以外を誤認証する確率が120万分の1で、盗難やなりすましや「忘れる」危険性も少ないという。

 また、1m以上の撮影距離により広い撮影範囲を確保することでユーザの目位置合わせ動作を不要にしたテンプレートマッチング方式ベースの「目位置検出方式」を開発した。目領域の濃淡情報から作成したテンプレート画像と入力画像から相関値を算出し、目の位置を検出。高画素画像からでも目の周辺の画像を抽出して認証するので、画像処理負荷が軽減され認証処理時間は約1秒となった。片側1台だけでも、約1mの距離から人が装置に正対すれば認証が可能なので狭い場所にも設置できる。装置1基の大きさは、幅32cm×高さ220cm×奥行き74cmで、2基使用には幅160cm×200cmの設置スペースが必要。



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