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日産自動車、SULEVレベルのクリーンディーゼル技術を開発

[issued: 2007.08.07]

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 日産自動車は、米国カリフォルニア州の排気ガス規制「SULEV(Super Ultra Low Emission Vehicle)」レベルに適合するクリーンディーゼル技術を開発した。排気ガスに含まれる有害物質の量を、炭化水素(HC)で従来比で約90%、窒素酸化物(NOx)で約70%削減し、SULEVレベルとなる北米の排気ガス規制「Tier2Bin2」をクリアできるようになる。

 同社は、1km走行での排出量をHC0.0559g、NOx0.0435g以下を要求する北米排気ガス規制「Tier2Bin5」に適合するディーゼル技術を公開している。今回の新技術では、NOxと粒子状物質(PM)を同時に低減する「MK(Modulated-Kinetic)燃焼」、排ガス中の酸素濃度制御技術、HCとNOxを除去する触媒技術を組み合せることで、クリーン性能を大幅に向上した。

 特に新開発のHC・NOxトラップ触媒は、NOxを捕捉して浄化する層にHCの吸着層を追加した。HCを吸着するだけでなく、吸着したHCと酸素からNOx還元効率の高い水素(H2や一酸化炭素(CO)を生成してNOxの低減に利用している。これにより、1km走行での排出量がHCで従来比約90%減の0.0062g、NOxで約70%減の0.0124gというSULEVレベルのディーゼル排気ガスの実現が可能になった。

 同社は2006年末に発表した「ニッサン・グリーンプログラム2010」で、将来の排気ガス規制をクリアするディーゼル車の投入を2010年度から拡大する方針を示している。


日産自動車が開発したクリーンディーゼル技術のNOx浄化イメージ

システム構成

新開発のHC・NOxトラップ触媒の構造




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