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東北大学、炭化ケイ素セラミックスの低温合成法を開発
[issued: 2007.09.10]
東北大学多元物質科学研究所の山根久典教授と山田高広助教の研究グループは、ナトリウムを利用してシリコンと炭素を摂氏700度で反応させ、炭化ケイ素(SiC)を生成する方法を開発した。炭化ケイ素は、ダイヤモンド、炭化ホウ素に次いで固く、高温でも高強度、耐摩擦性、耐食性に優れ、高温構造部材、半導体製造装置部品、ディーゼル車の排ガス浄化用フィルタなどに利用されているが、生成するには1,200度以上の高温が必要で低温製造法が求められている。
新しい製法はシリコンと炭素(非結晶炭素またはフラーレン)の各粉末を混合し、金属ナトリウムとともにアルゴンガス雰囲気下700度で加熱することにより、炭化ケイ素セラミックスの原料粉末や炭化ケイ素の多孔体の作製に成功した。また、炭化した木材(バルサ材と檜材)を金属ナトリウムとともに700度で加熱すると、植物の細胞壁の形状を持つ炭化ケイ素セラミックスバルク材が作製された。
これらの手法で生成した炭化ケイ素は、X線解析法、電子線回折法、特性X線スペクトル分析法により組成を調べると、いずれも立方晶系で閃亜鉛鉱型構造をもつβ型(3Cとも表す)であることが確認された。作製に使用したナトリウムの一部は、蒸留により回収して再利用できる。この研究は、日本学術振興会科学研究費補助金の支援で行われ、9月12日から名古屋工業大学で3日間開催される日本セラミックス協会秋期シンポジウムで発表される。
新しい製法はシリコンと炭素(非結晶炭素またはフラーレン)の各粉末を混合し、金属ナトリウムとともにアルゴンガス雰囲気下700度で加熱することにより、炭化ケイ素セラミックスの原料粉末や炭化ケイ素の多孔体の作製に成功した。また、炭化した木材(バルサ材と檜材)を金属ナトリウムとともに700度で加熱すると、植物の細胞壁の形状を持つ炭化ケイ素セラミックスバルク材が作製された。
これらの手法で生成した炭化ケイ素は、X線解析法、電子線回折法、特性X線スペクトル分析法により組成を調べると、いずれも立方晶系で閃亜鉛鉱型構造をもつβ型(3Cとも表す)であることが確認された。作製に使用したナトリウムの一部は、蒸留により回収して再利用できる。この研究は、日本学術振興会科学研究費補助金の支援で行われ、9月12日から名古屋工業大学で3日間開催される日本セラミックス協会秋期シンポジウムで発表される。
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