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IBM、廃棄ウェーハを太陽光発電用に再生する技術を確立

[issued: 2007.10.31]

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廃棄ウェーハを太陽電池に
廃棄ウェーハを太陽電池に

 米国バーモント州のIBMバーリントン事業所は、半導体生産で廃棄処分になるウェーハを研磨パッドと水で表面の回路パターンを除去し、半導体製造過程のテストに用いるモニターウェーハやソーラーパネル向けのシリコン材料に再生する技術を確立した。モニターウェーハも使用後は太陽電池用に再利用することができる。

 この技術は、バーリントン工場で2006年に50万ドルのコスト削減効果を発揮し、ニューヨーク州イーストフィッシュキルの半導体生産拠点で2007年には年間150万ドルの節減効果をもたらすと予想している。IBMはこの技術により、米国の汚染防止団体NPPR(National Pollution Prevention Roundtable)は「2007 Most Valuable Pollution Prevention Award」を授与された。

 米国半導体工業会(SIA)は世界中で1日あたり25万枚のウェーハ(年間300万枚)が廃棄されていると推測している。最も発電効率が高い単結晶シリコン太陽電池と多結晶シリコン太陽電池は2005年から材料のシリコン不足が深刻化している。IBMは、太陽電池の製造企業が再生ウェーハのプロセスを利用すれば、新たなシリコンで生産するよりも30%から90%のエネルギーを節約でき、半導体業界と太陽電池業界の双方で製造過程から廃棄までに排出される二酸化炭素などの温室効果ガスの削減が可能だとしている。

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