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The Mathworks社が「MATLAB」などの機能拡張を発表、並列処理への対応進む

[issued: 2007.11.14]

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 米The MathWorks社は2007年11月、「MATLAB」と「Distributed Computing Toolbox(以下、DCT)」の4つの拡張機能を発表した。

 MATLABの新版は、マルチコアシステムと64ビットのSolarisプラットフォームに対応したマルチスレッド演算処理をサポートする。また、DCTの新版は、独立した4つのMATLABセッションを実行することによって、1台のデスクトップコンピュータ上で、並列コードと直列コードが混在するアプリケーションの開発や、並列アルゴリズムを対話的に開発する機能を提供する。両ツールを利用することにより、最大4つのプロセッサと4つのMATLABセッションを使用して、マルチコアデスクトップコンピュータ上で並列アプリケーションを開発できる。

 さらに演算力を強化するには、「MATLAB Distributed Computing Engine」を利用すればよい。それにより、コードを変更することなくアプリケーションをコンピュータクラスタに分散できる。同社によると、「アプリケーションには、デスクトップマシンで実行する直列コードを含めることもできる」という。

 マルチスレッド機能を利用し、要素ごとの線形代数機能を用いるMATLABアプリケーションは、マルチコアマシンを使用して複数のスレッドを同時に実行することで性能を高めることができる。64ビットのSoralisに対応することにより、MATLABを使用する開発者は、64ビット演算の利点を生かし、大規模データや大量の演算処理が必要なタスクを含むアプリケーションを開発できるようになる。

 このほかに、The MathWorks社は、同社のシステム検証/妥当性確認に用いるテスト管理/分析ソフトウエアの最新版「SystemTest 2」を発表した。

 SystemTest 2はDCTと併用できる。そのため、開発者はSystemTest 2を利用することによって、プログラムを作成しなくても「Simulink」ベースのモデルの独立したテスト/シミュレーションを自動的に複数のプロセッサに振り分けて実行できる。SystemTest 2の拡張機能によって、テストに必要な時間が短縮されるため、システム開発期間も短縮されるという。

(Electronic News)

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