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ホンダ、米ロサンゼルスオートショーで新型燃料電池車FCXクラリティを発表

[issued: 2007.11.16]

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 アメリカン・ホンダモーターは、ロサンゼルスオートショーで新型燃料電池車「FCXクラリティ」を発表し、2008年夏から個人客など向けにリース販売を開始する。

FCXクラリティ
FCXクラリティ

 FCXクラリティは、出力100kWの燃料電池スタックとリチウムイオン電池のパワーアシストで最大トルク256N・mのモーターを駆動し、時速160kmまで間断なく加速でき、ハイブリッド車の2倍に相当する60%の走行エネルギー効率、ハイブリッド車の約1.4倍(ガソリン車の約2倍から3倍)の燃費性能を実現し、航続距離を従来のFCX比で30%長い560kmに伸ばした。

インパネ
インパネ
インテリア
インテリア


V Flow FCスタック (カットモデル)
V Flow FCスタック (カットモデル)

 採用された新型のPEMFC(固体高分子型)燃料電池「V Flow FCスタック」は、水素や空気を縦に流すセル構造と水素および空気の流路を波形状にした流路セパレータを採用し、従来のFCスタックに比べ容積出力密度を50%、重量出力密度を67%向上し大幅な小型軽量化を実現した。小型化により燃料電池を従来の2ボックスから1ボックスに集約し、さらに部品点数を74%削減、同軸型駆動モーターとギアボックスとパワードライブユニットの一体化などにより、パワープラント全体の重量出力密度で2倍、容積出力密度で2.2倍の高出力を達成した。燃料タンクは、350気圧の圧縮水素ガス171リットルの容量がある。

レイアウト図
レイアウト図


Home Energy Station IV とFCXクラリティ
Home Energy Station IV とFCXクラリティ

 アメリカン・ホンダモーターはまた、カリフォルニア州トーランスのHonda R&D Americas敷地内で、燃料電池車への水素供給とコージェネレーション機能を備えた第4世代の「Home Energy Station IV」の実験稼働を開始した。このエネルギーステーションは、天然ガスを改質して水素を精製するとともに、燃料電池のコージェネレーション機能により家庭用の電力を供給する。新ステーションは、従来別々のシステムだった水素精製装置と家庭用発電を担う燃料電池を統合し、水素精製と発電を切り替えるシステムを採用し、従来より約70%小型化した。システムは、改質器、水素精製器一体型燃料電池、コンプレッサで構成され、最大3Nm3/時の水素製造能力と4kWの発電能力がある。Hondaは2003年に米プラグパワー社と最初のホーム・エネルギー・ステーションを共同開発し、以来小型化や利便性の向上を進めてきた。

Home Energy Station IVの構成概念図
Home Energy Station IVの構成概念図


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