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安川電機、内板塗装用途に最適化したロボットの受注開始

[issued: 2007.11.21]

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安川電機のMOTOMAN-EPX2800R
安川電機のMOTOMAN-EPX2800R

 安川電機(利島康司社長)は自動車ボディのドアの内側やエンジンルーム、トランクルームの内板、重機部品や建材などの箱体構造の内側を作業対象とした塗装用途最適化ロボットMOTOMAN-EPX2800Rの受注を12月21日から開始する。本体、コントローラおよびロボット操作ボックスのセット価格は税込み1,075万円で、年間240台の販売を見込む。 

 内板塗装では、ロボットの手首部分だけでなくアーム部分も自動車ボディ内部へ進入する必要がある。このため同機はロボット上腕アーム部をスリム化し、外径144mmとした。さらに内径70mmの中空構造とすることで、アーム先端部に取り付ける塗装ガンに塗料を送るチューブをアーム内に内蔵可能とした。アーム断面積は従来機比で1/4とした。これによりチューブのロボット本体への絡まりや干渉をなくし、狭い空間への進入を可能にした。

 また棚置き型とした。塗装ライン上方空間部に同機を取り付け、上下スペースに2台のロボットを配置すれば、塗装ライン長を短縮できる。またドアを開けた状態で移動する自動車ボディに対してロボットとドアの干渉を気にすることなく塗装ラインの幅を狭くできる。これにより、塗装ライン長を同社従来比1/2、ライン幅を同比3/4に省スペース化することが可能となり、あわせて化学物質除去を含めた空調設備の簡素化も実現できる。

 棚置きロボットでは、作業の領域が設置高より下方になるため、ロボットアームの関節位置や長さの見直しも行なった。同機は11月28日から東京ビッグサイトで開催する国際ロボット展で実演披露する。

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