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安川電機、多機能作業に対応する産業用7軸ロボット

[issued: 2007.11.27]

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安川電機のMOTOMAN-SDA10
安川電機のMOTOMAN-SDA10

 安川電機(利島康司社長)は人体と同じ7関節を持ち、上半身をスリム化して人以上の動作範囲を持つ新世代産業用ロボットMOTOMAN-SDA10を開発し、受注を12月1日から開始する。価格は税込み980万円。主に自動車、電機などの製造業でボルト締め、部品組み付け・挿入、部品搬送などの組立て作業用途、物流プロセスで部材の工程間・工程内搬送、工程前配膳など搬送作業用途向けに供給し、08年度1,200台、09年度2,400台、それ以降は年間3,000台の販売を計画する。

 SDA10は、通常の6関節ロボットのローアアーム部に回転軸を1個増やして7関節としたことにより、ロボットアームの先端に付くハンド姿勢を固定するための腕の自由度を高めた。この有効性を高めるために最適な動作経路をパソコン上でシミュレーションし、腕の姿勢と経路を算出するティーチング支援ソフトも準備。ロボット事業部事業企画部の安高博之課長補佐は「今後はいかに人間の技を効率よくプログラミングできるかの勝負になってくる」と語る。

SDA10では、新たにロボット関節部の電動機構を見直し、モータ出力アップと減速機での動力伝達ロスの低減、減速比の最適化を行なうことにより、短い距離でも高加速度に到達できるように各関節軸の加速力を向上させた。これにより特定パターンでの作業時間を従来機種比で3分の2に短縮した。

 また人の上半身に近いフォルムへとスリム化を図り、腕の断面積を従来機比で2分の1にした。さらに肩幅を同3分の2の500mm、肩位置の高さは上方配置して1,200mmとすることで、作業台周辺の変更を最小限にとどめ、ロボット動作範囲を作業台上の最適領域に確保している。

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