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東芝、5分で90%充電できる長寿命の新型リチウムイオン電池を発売

[issued: 2007.12.12]

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新型リチウムイオン二次電池SCiB
新型リチウムイオン二次電池SCiB
SCiBセルを10個直列に配置した標準モジュール
SCiBセルを10個直列に配置した標準モジュール

 東芝は、5分間で容量の90%以上を充電でき、10年以上の長寿命と安全性を向上した新型リチウムイオン二次電池「SCiB(Super Charge ion Battery)」を製品化し、2008年3月から産業向けに量産を開始する。新電池は熱的安定性の高い新負極材料、新セパレータ、高引火点の電解液を採用し、内部短絡による熱暴走、発火、破裂の可能性が極めて低い電池として開発されたが、同時に従来の急速充電リチウムイオン二次電池の30分の充電時間を5分に大幅に短縮できた。

 新電池は摂氏マイナス30度の低温環境でも十分な放電力を発揮し、電気二重層キャパシタ並の高い入出力性能をもつ。また、3,000回の充放電後も容量低下が10%未満で、5,000回の充放電あるいは1日1回の充電で10年以上使用することができる。このため、電動二輪車、フォークリフト、非常用電源、風力発電における電力供給と電力品質の安定化などに適用することがきる。

 SCiBセルは約62×95×13mm、約150gで、公称電圧2.4V、公称容量4.2A時の性能があり、このセルを10個直列に配置し24V、4.2A時の標準モジュールを製品化する。モジュールは、大きさ約100×300×45mm、重さ約2kgで、電圧・温度監視、異常監視・保護、セルバランス調整などの機能を備えたバッテリマネージメントシステムを搭載している。同社はSCiBの長寿命、低温放電などの特性を活かし、さらに高性能化することにより、ハイブリッド自動車や電気自動車への適用を目指す。また、グローバルに事業展開することにより、2015年に1,000億円規模の売上を目指している。

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