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日本精工、タイヤのグリップロスを検知する電動パワーステアリングを開発

[issued: 2007.12.19]

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日本精工のタイヤグリップロス検知機能付きEPS
日本精工のタイヤグリップロス検知機能付きEPS

 日本精工は、自動車のタイヤが路面グリップを失う「タイヤグリップロス」を検知する機能を持った電動パワーステアリング(EPS)を開発した。重力センサーなどを利用した車両走行安定システムと比べて、少ない部品点数で安価に自動車安全を確保できるとしている。

 同製品は、走行中の自動車がステアリングを直進状態に戻そうとする復元力「セルフアラインニングトルク(SAT)」の検出値と、タイヤグリップ状態でのSATモデルを比較することで、タイヤのグリップ状態を検知する。もし、路面グリップが失われそうになった場合には、操舵トルクを補正することでドライバーに危険な状態を知らせてグリップ状態での運転を促し、路面グリップが失われた場合には、グリップが回復するように操舵力を補正して、ドライバーの正確なステアリング操作を支援する。

 EPSは、ステアリングアシストをモーターで行うシステムであり、そのためにトルクセンサーと電子制御用のECU(Electronic Control Unit)は基本構成要素となっている。今回のタイヤグリップロス検知機能は、ECUのソフトウエアに検知機能を付加しただけで、専用のセンサーなど新たな部品は用いていない。

タイヤグリップ検知のしくみ
タイヤグリップ検知のしくみ


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