米Ford Motor社は13日、米国ミシガン州デトロイトで開催中の「デトロイトモーターショー(北米国際自動車ショー、NAIAS)2008」のプレス発表会で、新開発のガソリンエンジン「EcoBoost」を2009年から採用し、その後5年間で搭載車を北米市場で50万台販売すると発表した。
EcoBoostは、ガソリン直噴機構と排気ガスを利用してターボチャージャーを組み合わせることで、通常のガソリンエンジンと比べて、燃費を20%向上し、CO2排出を15%削減できるエンジン。今回初公開したSUVのコンセプトカー「Explorer America Concept」に採用した。Explorer America Conceptでは、6速オートマチックトランスミッション、新材料を利用しての150ポンド(約68kg)の軽量化、電動パワーアシスト(EPAS)など、燃費を向上できるシステムを多数採用している。従来比で5%の燃費向上が見込めるEPASは、今後4年間でFord社製品の80~90%に採用を拡大する方針だ。また、EcoBoostの量産採用は、2009年発売の「Lincolon MKS」からを予定している。
Ford社では、ハイブリッドやディーゼルは、量産コストがユーザーの求める価格にまで低廉化するまで時間がかかるとして、直近の燃費向上、CO2排出低減要求にはEcoBoostが最適解になると見ている。一方、将来的な技術として、家庭用電源などから充電できるプラグインハイブリッドや燃料電池車の開発は積極的に進めて行く。
他にも、ピックアップトラックのベストセラー「F-150」の2009年モデルや、2010年に欧州、アジア、北米の順で販売を開始するコンパクトカー「Verve」などが発表された。
(朴尚洙)
News Center
【デトロイトモーターショー2008】米Ford社、EcoBoostエンジンで環境対応を加速
[issued: 2008.01.15]
Ford社のSUVのコンセプトカーExplorer America Concept
ピックアップトラックF-150の2009年モデル
コンパクトカーのコンセプトモデルVerve
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