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富士通、完成品の仮想検証を可能にする3次元シミュレータの新版を発売

[issued: 2008.01.22]

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富士通のVPS新バージョンV11L14の操作画面例
富士通のVPS新バージョンV11L14の操作画面例

 富士通は、部品から完成品まで実試作を行わずに製品完成モデルでの大規模仮想検証を行う3次元仮想検証シミュレータ「VPS(Virtual Product Simulator)」の新バージョン「V11L14」を開発し、2月20日から出荷する。価格は1クライアントライセンスで、基本ソフトウエアの「VPS/ Digital Mockup 1L」が250万円、ハーネス検証のオプションモジュール「VPS/ Harness 1L」が70万円。

 V11L14は、64ビット対応により大規模データの検証を実現するとともに、ユニット間干渉チェック機能を強化したことで、従来は部品もしくは製品構成ユニットで実現していた仮想検証を、より複雑な物理的検証を必要とする完成品モデルにも適用できるようになった。また、富士通研究所の柔軟体表現技術によりハーネスモジュール機能を強化し、3次元CADでは表現が困難だった、フラットケーブルや束線などの検証、配線ケーブルの折れや、ねじれなどの複雑な形状の仮想検証を可能にした。

 さらに、実機を操作するイメージで組み立てと分解の検証が行え、部品単位での形状確認も行えるようになった。また、VPS上で部品の属性など数多くの設計情報を参照できるため、設計部門、製造部門、保守部門などが情報を共有しVPSをコミュニケーション・ツールとして活用することで製品開発の効率を向上することができる。対応OSは、Microsoft Windows XP(ServicePack2以降)、同2000(ServicePack4以降)で利用することができる。またWindows Vistaへの対応も予定している。

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