小野測器は、時系列データ解析ツール「Oscope Professional」の応用製品として、製品から発生する「ビリビリ」「カタカタ」など気になる不快音の解析に有効な、時間的変動成分による音質評価を可能にする変動音解析パック「OS-2150」を開発した。2月1日から受注を開始する。価格は税込み367万5,000円。初年度販売予定数は10台。
OS-2150は自動車や家電などで発生する、有害ではないものの気になる音(異音、変動音)を抽出、評価、低減するためのソフトウエアで、Oscope Professionalに、音質評価ソフトでの心理音響評価パラメータと、変動音解析ソフトをプラグインしたパッケージ。製品の付加価値を向上するとともに、構造系へのフィードバックを見据えた「音づくり」が可能になるとしている。これらの異音、変動音は、音の大きさは大きくないものの時間的な変動が顕著であり、音の大きさで判定する従来の解析手法では非常に難しかったことから、「時間的な変動成分の顕著な音を定量的に評価する」ことを目的にOS-2150は開発された。
機能としては、「ラウドネス」「シャープネス」「ラフネス」「変動強度」「AI」「トーナリティ」の6つの物理量に加え、さまざまなスピードの変動音をカラーマップ表示で一度に評価できるとともに、暗騒音レベルの大きい環境下においても変動音のみを抽出できる。また、特定の変動音成分の時間トレンドを表現できるので、変動の大きさによる良否判定にも使用できる。さらに、音と画像のリンクした動画も簡単に作成できるので、ユーザーは直感的に解析結果を確認することが可能。最小解析区間は200m秒、変動周波数範囲選択機能は10Hz~200Hz(整数のみ)、変動周波数バンド幅選択機能は5Hz~100Hz。タイムトレンド表示は同時に4本まで重ね書きできる。
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小野測器、“気になる音”の評価解析用ソフトウエアを開発
[issued: 2008.01.30]
OS-2150の操作画面
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