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三菱電機、高画質・大画面のレーザTVを開発、2008年中に北米で発売

[issued: 2008.02.29]

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三菱電機のレーザTV
三菱電機のレーザTV

 三菱電機は、2月に都内で開催した最新技術成果披露会で、液晶テレビと比べて約2倍の色再現範囲を持つ「レーザTV」を公開した。コントラストや消費電力でも優れた性能を持ち、3次元動画表示にも適している。大画面・高画質テレビの需要が高い北米市場で2008年中に発売する。レーザTVは、60インチ台以上の大型テレビ市場が対象で、40~50インチサイズ以下の市場については、従来通り液晶テレビを製品展開していく。

 今回公開したレーザTVは、画面サイズは65インチで、厚さは約25cm、輝度は500cd/m2。消費電力とコントラストの性能数値は明かさなかったが「消費電力は同サイズの液晶テレビの3分の2、プラズマテレビの4分の1。コントラストは、正確な測定が困難なくらいの高さ」(三菱電機)としている。重量は同サイズの液晶テレビと同程度だが「液晶テレビの半分くらいまで軽くできるポテンシャルはある」という。寿命についても、通常の使用方法で約10年間とする。

 レーザTVの構造は、同社が以前から北米市場で展開してきたリアプロジェクションテレビ(リアプロ)の光源を、ランプからレーザーに変更したと考えるとわかり易い。レーザー光源ユニットは、各色別で約8Wの出力を持つRGB三原色の半導体レーザーを搭載。緑色レーザーは波長変換素子を使うことで実現している。この三原色のレーザー光を光ファイバーで、画角160度を超える「超広角光学エンジン」につなげ、DLP(Digital Light Processing)技術により前方スクリーンに画面を表示する。

 レーザTVは、2000年から要素開発を開始し、05年に最初の試作モデルを発表している。今回の製品は、08年1月に米国ラスベガスで開催された家電の展示会「2008 International CES」で一部顧客に公開している。
(朴尚洙)

レーザー光源ユニットと超広角光学エンジンがキーパーツとなる
レーザー光源ユニットと超広角光学エンジンがキーパーツとなる


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