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ボーイング、MSCの複合領域シミュレーションを全社的に活用

[issued: 2008.03.17]

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 米MSCソフトウェアは、米Boeing社(ボーイング)がMSCのSimEnterpriseソリューションによるシミュレーション環境を全社的に活用するため、複数年契約を締結したと発表した。ボーイングはこの契約によりMSCのシミュレーション・ソフトウエアMD Nastran、CAEソリューションのSimXpertおよび運用管理ソフトウエアのSimManager Enterpriseを導入する。

 SimEnterprise製品の中核となるMD Nastranは、MSC Nastran、Marc、Dytran、LS-Dynaなどのシミュレーション技術を1つの環境に統合し複合領域に対応できるシミュレーションと解析機能を提供している。複数のシミュレーション・ソフトウエアを1つのデータモデルで利用できるため、再モデリングやデータの移動が必要なく、製造業において複数の解析領域にまたがる問題でもエラーの発生を低減し効率よく対処することができる。

 SimXpertは、MSCの複合領域ソリューション上で共通のデータモデルを使い有限要素法による解析フレームワークを提供し、解析責任者のモデリング、解法、結果操作、レポート生成の仕事を支援し、設計に関する知識や最適化された手法の共有化などを可能にする。SimManager Enterpriseは、IBMのデータベースであるDB2、アプリケーションサーバのWebSphere、運用管理のTivoliを活用し、サービス指向アーキテクチャ(SOA)によるシミュレーションデータ管理、プロセス管理、履歴管理を柔軟に組み合わせて製品開発中に作成される膨大なデータを容易に活用できるようにする。

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