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ケンウッドとPND大手のGarmin社、
市販向けAV一体型ナビの開発と販売で提携を強化

[issued: 2008.03.27]

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北米市場で出荷を開始したケンウッドとGarmin社の新型“協業ナビ”DNX-8120
北米市場で出荷を開始したケンウッドとGarmin社の新型“協業ナビ”DNX-8120

 ケンウッドとPND(Personal Navigation Device)大手のGarmin社(本社:ケイマン島)は3月、市販向けAV一体型カーナビゲーションシステムの開発と販売に関する独占協定を締結したことを発表した。ケンウッドは、2006年からGarmin社のPND用ナビコアを採用した車載AVシステムなどの“協業ナビ”を販売しており、07年3月末までですでに累計約10万台を出荷している。さらに、08年初に投入した新型協業ナビの効果もあり、08年3月末までに累計20万台以上を出荷する見通し。

 今回の協定は、Garmin社が市販向けAV一体型カーナビに搭載するナビコア(ナビゲーション用サブボードや地図ソフトなど)の供給先をケンウッドに限定するとともに、ケンウッドが北米、欧州、日本の各市場におけるGarmin社のナビコアを採用した市販向けAV一体型カーナビを独占的に販売するという内容になっている。協定は07年12月に締結済みで、08年初からはインダッシュタイプのAV一体型カーナビ「DNX-8120」など3モデルの新型協業ナビを北米市場で販売している。今後は、新型モデルの市場投入を世界規模で広げて行くとともに、市販向けだけでなくディーラーオプションや純正品などにも展開を広げていく方針。

 ケンウッドとGarmin社は、06年にケンウッドの車載TV/DVD/CDレシーバーとGarmin社のナビコアを統合したフラッシュメモリカーナビを協業ナビの第1弾として開発し、欧米市場に投入しており、その後もAV一体型を協業ナビのラインアップに加えて、販売地域を欧米から、日本を含むアジア、中近東、オセアニアなどに広げるなど提携を強化していたが、そのことを公表していなかった。

 なお、今回の協定は自動車に組み込むAV一体型カーナビが対象となっており、個人で持ち運びが可能なPND製品は対象となっていない。ケンウッドは、独Robert Boschグループ傘下のBlaupunkt社と08年度中の市場投入を目指してPND製品の共同開発を進めており、Garmin社も従来どおり独自のPND製品を展開する。また、Garmin社は1月に、松下電器産業パナソニック オートモーティブシステムズ社の米国法人と、パナソニックの車載AV・情報機器にGarmin社のナビコアを提供する事業提携について発表しているが、ケンウッドとの協定は市販品が対象で、パナソニックとの提携は自動車メーカーに直接納入する純正品が対象となっていることから、協力関係が相互に抵触するおそれはないもようだ。

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