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【人とくるま展】トヨタ紡織、世界初のワンタッチスペースアップシートを展示【動画あり】

[issued: 2008.06.06]

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トヨタ紡織のワンタッチスペースアップシート
トヨタ紡織のワンタッチスペースアップシート

 トヨタ紡織は、パシフィコ横浜で5月下旬に開催された「人とくるまのテクノロジー展2008」で、トヨタ自動車のミニバン「ノア」「ヴォクシー」に採用された、1動作で自動的に収納できる3列目シート「ワンタッチスペースアップシート」を展示した(デモンストレーションの様子を動画で確認できる)。

 ワンタッチスペースアップシートは、シート下のレバーを後ろに引くだけで、背もたれ前倒しから、折りたたみ、跳ね上げまでを行えるシートで、2007年にフルモデルチェンジしたノア/ヴォクシーで採用された。ミニバンの3列目シートは、6人以上の大人数での移動時に使用する一方で、大型荷物の運搬時にスペースを確保するために折りたたむなど、頻繁に展開と収納を行うため、その取り扱いを簡易にすることが求められていた。トヨタグループでミニバンの製造を担当するトヨタ車体との共同開発で、世界初の技術という。

 自動的に収納する機構を実現するため、ばねにエンジンバルブスプリングと同じレベルの高い応力を持つ材料を採用した。また、強力なばねに対応できるよう、トヨタ車体による自動車ボディの構造最適化も行われている。2008年5月にフルモデルチェンジした高級ミニバン「アルファード」と「ヴェルファイア」では、ワンタッチスペースアップシートの技術を応用して、ばねの応力を利用してシートの重量を感じず手軽に3列目シートを収納できるようにしている。

 「ノア/ヴォクシーでは、3列目シートの展開と収納を頻繁に行うためワンタッチ操作にしたいという要求があった。アルファード/ヴェルファイアでは、3列目シート使用時でも荷台スペースに余裕があることや、操作に高級感を出す狙いもあってばねアシストになった」(説明員)という。

(朴 尚洙)

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