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NVIDIA、PhysXを最大128コアで実行できるGPUを発表

[issued: 2008.08.01]

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米AGEIA Technologies社の物理ソフトウエアPhysXを最大128のプロセッサコアで実行できるGeForce 9シリーズGPU
米AGEIA Technologies社の物理ソフトウエアPhysXを最大128のプロセッサコアで実行できるGeForce 9シリーズGPU

 NVIDIAは、今年買収した米AGEIA Technologies社の物理ソフトウエアPhysXを最大128のプロセッサコアで実行できるGeForce 9シリーズGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)の新製品「9800 GTX+」、「9800 GT」および「9500 GT」を発表した。PhysXはソニーのPlayStation 3、任天堂のWii、マイクロソフトのXBoxに採用されている物理ソフトウエア開発実行環境で、開発者は剛体ダイナミクス、当たり判定、布シミュレーションなどのエフェクトをゲームに組み込むことができる。PhysXを活用したゲームは140以上あり、世界中に25,000人以上の開発者がこの技術を使用している。新GPUは、PhysX対応ソフトウエアを128コア(9800 GTX+)、112コア(9800 GT)、32コア(9500 GT)の超並列マルチスレッド処理ハードウエアで実行できるようにした。

 GeForce 9シリーズGPUは、並列アプリケーションを開発できる標準C言語を備えた超並列処理プロセッサで、グラフィックス以外の作業用アプリケーションの駆動エンジンとして利用できる汎用性を備えている。開発者はゲーム、高品位ビデオ・エンコーディング/再生、CAD、医療画像、タンパク質の折り畳みシミュレーションなどの科学研究に利用することができる。

 128コアの9800 GTX+は、グラフィッククロック738MHz、プロセッサクロック1.836GHz、メモリーインターフェース512ビット、メモリーバス帯域幅70.4GB/秒の性能があり、1秒間に472億のテクスチャ充てん処理を行うことが可能。9800 GTX+を使用する最小システムの所要電力は450W。112コアの9800 GTは、グラフィッククロック600MHz、プロセッサクロック1.5GHz、メモリーインターフェース256ビット、メモリーバス帯域幅57.6GB/秒、所要電力400Wの最小システムを構成できる。32コアの低価格GPUの9500 GTは、グラフィッククロック550MHz、プロセッサクロック1.4GHz、メモリーインターフェース128ビット、メモリーバス帯域幅25.6GB/秒、最小システムの所要電力が350Wとなっている。

 新しいGeForce 9シリーズGPUを搭載したグラフィックスカードは、世界の主要なアドインカード・メーカーから提供が開始される。

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