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NI、LabVIEW 8.6にFPGAとマルチコアを容易に操る機能を搭載
[issued: 2008.08.07]
日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は8月、制御/テスト/組込みシステムのグラフィカル開発環境ソフトウエアLabVIEWの最新版「NI LabVIEW 8.6」を発売した。LabVIEW 8.5に比べ、工数削減のための機能を強化し、システム開発の生産性向上に貢献する。新版の価格(税別)は17万円から。
計測や制御用のシステムを開発する場合、計測機などとのデータのやりとりを行うFPGA(Field Programmable Gate Array)のプログラムとFPGAが取り込んだデータを演算処理するCPUのプログラム、さらにFPGAとCPUがデータのやりとりを行うためのプログラムが必要となる。LabVIEW 8.5では、ユーザーはこれらのプログラムを作成する必要があるが、LabVIEW 8.6ではCPUのプログラムを作成するだけでよい。Scan Modeにより、他の2つのプログラムを自動生成できるようになったからである。このため、プログラム作成工数を半分以下に削減することが可能となる。
LabVIEW 8.6はまた、LabVIEW 8.5に比べマルチコア対応の機能も強化されている。画像のノイズの除去や画像のエッジ検出など画像処理の用途では、データ量が多く、画像を上半分、下半分などに分割してそのデータの処理を行う。最近では、マルチコアを搭載したシステムの個々のコアにデータの処理を割り振り、処理後にそれぞれのデータを1つに統合するようになった。LabVIEW 8.5ではユーザーは、画像を分割し、処理後のデータを統合するプログラムを作成する必要がある。つまり、画像処理を1つのコアからマルチコアに対応させるためにプログラムを変える必要があった。一方、LabVIEW 8.6では、この分割して統合するというプログラムの変更を不要にした。LabVIEWが自動で処理を複数のコアに割り振って、結果を統合する。
この他、PCIボードなどのFPGAのプログラムをテストする場合、これまではそのプログラムをコンパイルするのに何時間もかかり、プログラムの動作確認などを容易に行えなかった。LabVIEW 8.6では、デスクトップPC上である程度プログラムの動作確認を行えるようにするシミュレーション機能を搭載し、時間のかかるコンパイル工程を削減できるようにした。
(大村泰憲)
計測や制御用のシステムを開発する場合、計測機などとのデータのやりとりを行うFPGA(Field Programmable Gate Array)のプログラムとFPGAが取り込んだデータを演算処理するCPUのプログラム、さらにFPGAとCPUがデータのやりとりを行うためのプログラムが必要となる。LabVIEW 8.5では、ユーザーはこれらのプログラムを作成する必要があるが、LabVIEW 8.6ではCPUのプログラムを作成するだけでよい。Scan Modeにより、他の2つのプログラムを自動生成できるようになったからである。このため、プログラム作成工数を半分以下に削減することが可能となる。
LabVIEW 8.6はまた、LabVIEW 8.5に比べマルチコア対応の機能も強化されている。画像のノイズの除去や画像のエッジ検出など画像処理の用途では、データ量が多く、画像を上半分、下半分などに分割してそのデータの処理を行う。最近では、マルチコアを搭載したシステムの個々のコアにデータの処理を割り振り、処理後にそれぞれのデータを1つに統合するようになった。LabVIEW 8.5ではユーザーは、画像を分割し、処理後のデータを統合するプログラムを作成する必要がある。つまり、画像処理を1つのコアからマルチコアに対応させるためにプログラムを変える必要があった。一方、LabVIEW 8.6では、この分割して統合するというプログラムの変更を不要にした。LabVIEWが自動で処理を複数のコアに割り振って、結果を統合する。
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(大村泰憲)
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