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有害化学物質を感知する携帯電話

[2007年01月号]

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有害化学物質を感知する携帯電話
有害化学物質を感知する携帯電話

 工場に足を踏み入れると、携帯電話のバイブ機能が作動する。これは電話がかかってきたのではなく、空気中にぜんそくやアレルギーに有害な物質が存在することを警告しているのだ。この機能があれば、吸入器や薬を使って危険を回避できる。

 米国ワシントンD.C.のGentag社は、有害化学物質を感知する機能を携帯電話に搭載する技術を開発した。この機能は携帯電話のサービスエリア外でも動作する。「Method and Apparatus for Wide Area Surveillance of a Terrorist or Personal Threat」(テロまたは個人への脅威に対する広域監視装置)という名前で特許取得も済ませた。携帯電話メーカーは同技術の導入により、花粉や一酸化炭素、あるいは犯罪やテロによる毒ガスまで、大部分の化学物質の感知機能を携帯電話に付加することが可能となる。

 Gentag社の特許には、携帯電話の他に、PDA、ポケットベル、時計などの個人の携帯機器への適用も含まれている。技術開発の目的は、化学物質過敏症患者が、アレルギーや危険の原因になる特定の化学物質を感知するように、個人の携帯機器を使用できるようにすることである。



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