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ジャイロセンサー、用途を拡大

[2007年01月号]

自動車の他、ロボットや芝刈り機、掃除機にも対応する新しいジャイロ


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 姿勢制御が自動車産業において最も急速に発展する機能の一つとして注目を浴びる中、ジャイロセンサーの需要が急成長を遂げている。

 しかし、ジャイロセンサーの人気が急上昇しているのは自動車用途に限らない。航空、船舶、農業機械における推測航法にも応用され始めた。

 「どのような用途でも、ジャイロセンサーは秒速単位で物体の回転速度を測定できる」と米Analog Devices社の製品マーケティングマネジャーであるBob Scannell氏は言う。

 以下に、米Analog Devices社、独Robert Bosch社、米Systron Donner Inertial Divisionからの3つのジャイロセンサー製品を紹介する。

プログラマブルMEMSジャイロスコープ

 米Analog Devices社(以下、ADI)のiSensorファミリーの新製品は、初のプログラマブルMEMSジャイロであると言われる。またこの製品は、あらかじめ較正されたジャイロを低価格で提供することにより新用途の開拓にも貢献する。「以前は、ジャイロを活用できそうな用途は数多くあったものの、顧客には独自に較正を行う能力がなかった」とADIのScannell氏は語る。「しかし、比較的設計をしやすい較正済みのパーツを提供することによって、顧客にとっての大きな障害を一つ取り除くことができる。」ADIの新型プログラマブルセンサーには、システムの回転速度の検出に必要となる較正機能、調整機能、制御機能のすべてが組み込まれている。 ADI社製プログラマブルMEMSジャイロスコープの詳細についてはhttp://rbi.ims.ca/4935-547を参照のこと。

Bosch社の柔軟設計のセンサークラスタ

 独Bosch社のMM3.8は同社製DRS MM3世代のセンサーの一つで、1個のハウジング内のプリント基板上に数個のセンサー素子をそれぞれ組み合わせて一つのクラスタにまとめて収納することが可能である。マイクロメカニックスを利用して製造されたこの素子は、角速度および加速度の測定を行う。Bosch社は柔軟な構造を用いて、車両内でのさまざまな力の経路に対する角速度の検出を可能にした。このクラスタは、“ヒルホールド”コントロールやアクティブステアリングや、電子姿勢制御、横転防止などのシステムにも適している。Bosch社の柔軟設計のセンサークラスタの詳細についてはhttp://rbi.ims.ca/4935-548を参照のこと。

組み込みMEMSジャイロチップ

 米Systron Donner Inertial Division(仏Schneider Electric社の傘下企業)が提供する1軸MEMS水晶角速度センサーは、小型プリント基板モジュールに搭載され大きさは縦26mm×横26mm×高さ10.7mm。LCG50と呼ばれるこのセンサーは、高い汎用性と低コストを必要とする組み込み機器への用途向け。このデバイスの用途には、短い時間での進路設定、誘導、制御などのシステム、飛行試験、ロボット工学や車両機器などがある。LCG50の詳細についてはhttp://rbi.ims.ca/4935-546を参照のこと。



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