複数の大電流負荷を制御しなければならない低電圧システムを設計する場合、技術者にはいくつかの選択肢がある。まず最初に、作るか購入するかを決定する。そして次に、負荷の制御をリレーと半導体パワースイッチのどちらで行うかを選択する。もし自前で作るなら、さらにいくつかの選択肢が考えられるが、4カ所から6カ所の15A負荷制御を行う場合であれば、対応範囲の広い既製品ソリューションが設計を容易にしてくれる。
米StacoSwitch社の「ハイパワースイッチングモジュール(PSM)」(http://rbi.ims.ca/5396-521)は、6カ所分の15A負荷の電力制御に必要な要素を、88.9mm(3.5インチ)×127mm(5インチ)のプリント配線板上に備える。船舶関連向けに設計されたこのモジュールは、6V~28Vの電力供給により、15Aまで対応するヒートシンク付きのパワーMOSFETを4個もしくは6個利用できる。パワースイッチ全体に対する全電流は30Aに制限されている。
DIPスイッチにより、モメンタリ動作とオルタネート動作を各チャンネルで独立に設定できる。LEDの調光操作機能は、バックライト(緑)とスイッチの状態表示(赤)の光強度調整を可能にする。各スイッチは21Aで停止する出力端子を持ち、標準的な30Aの自動車用ヒューズが配線板を保護している。末尾がSの型番は、モジュール積層による省配線が可能だが、全電流の限界値は積層したモジュール全体で30Aとなる。キーパッドインターフェースもしくは他の低電流スイッチからの入力を使えば、モジュールを表示パネルの後ろに搭載することも可能だ。
船舶以外の用途では、自動車分野で、トラックの改良、緊急車両、小型の運搬車両、特殊車両、キャンピングカー、重機、オフロード車、航空機分野で、客室照明、貨物室、洗面所、実験用飛行機などに適用可能だ。
(Randy Frank)
MAGAZINE ARTICLES
このページをホームページに登録Designer's Corner 設計アイデアの投稿欄
柔軟な設計を助けるハイパワースイッチモジュール
[2007年08月号]
必要な要素をすべて搭載
StacoSwitch社のハイパワースイッチングモジュール「PSM4000S」は-40℃~70℃で動作するように設計されている。基板上に4つのパワーMOSFETスイッチとその制御に必要なすべての回路要素を備える
Sponsor Links
Partner Solutions
EVENTS
-
CAEユニバーシティ
2008年11月04日ー2008年11月28日
サイバネットシステム本社オフィス18階 (富士ソフトビル秋葉原) -
東京大学「航空イノベーション研究会」第1回シンポジウム(参加無料)
2008年10月30日ー2008年11月30日
東京大学本郷キャンパス 安田講堂 -
CAEユニバーシティ
2008年10月06日ー2008年11月28日
サイバネットシステム本社オフィス18階 (富士ソフトビル秋葉原)












