蒼天(東京都中央区)は、クライアントPCの性能低下の原因となる常駐ソフト(エージェント)が不要のクライアント管理ソフトウエア「LogVillage」(ログヴィレッジ)の最新版「LogVillage 2.0」をこのほど発売した。LogVillageは、管理対象のクライアントPCにエージェントをインストールせずに、クライアントの運用管理、資産管理、操作ログの収集を行う。販売価格は、50台までのPCを管理する基本パッケージが48万円(税別)。100台管理する場合はプラス15万円となる。特に制限はないが、想定では5,000台のPCを管理できるようにしているという。直販および現行の販売代理店を通じて、海外も含めて初年度600ライセンスの販売を目指す。
同社は、PCに負荷は一切かけない状態で複数台のPCの障害や性能に関するログ情報を取得し、運用管理したいという顧客の要望からLogVillageを開発した。
LogVillageは、LogVillageポーリングサーバとLogVillageマネージャから構成される。前者は、クライアントPCからのログ情報の収集や、アラート通知の発行を行う。後者はデータベースサーバで、前者が収集したログ情報はここに入る。前者は、管理するクライアントPCに対し、管理者が登録した各クライアントPCのアカウントとパスワードで認証をかけ、認証が通ってからPCの中の必要なログ情報を参照して収集する。この時、クライアントPCのCPUを使うようなプログラムは動かないため、PCにはほとんど負荷はかからない。同社によると、この認証をかける時に、CPUの容量の 10%を約0.5秒間使い、ログ情報を収集するのに容量の2~3%を1~2秒間使う程度だという。
ログ情報は複数台のPCから巡回式に収集され、その収集の間隔はユーザーが設定する。
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SOFTWARE
CADの利用状況も可視化するクライアント管理ソフト
[2007年08月号]
各クライアントPCでのCADなどのアプリケーション利用率を表示する
顧客の7割強が技術系
LogVillageの顧客は技術系の企業が多くの割合を占める。同社の芦辺多津治代表取締役は、「顧客の7割強が、技術系の企業である。エージェントを使わないため、PCの性能に影響を及ぼすことがなく選択されている。最新版は、この7割強の顧客からの要望を取り入れて開発した」と言う。
技術系のユーザーは、1人あたり高価なハードウエア構成のPCおよびCADやCGソフトなどのアプリケーションを使用している。芦辺代表取締役によると、たとえば、1人あたり100万円のハードウエア構成のPCと500万円のアプリケーションを利用している場合もあるという。「しかし、これまでこうしたアプリケーションやそのオプション機能の利用状況は管理されていなかった。顧客からは、その利用率をデータとして可視化したいという要望があった」
最新版のアプリケーション利用率管理機能では、各アプリケーションやそのオプション機能の利用時間、CPU利用率を集計表示できるようになった。例えば、PCが1日に10時間稼働している場合、そのうちCADなどのアプリケーションが利用されている時間のログ情報を、1日や1カ月単位の一覧表で表示することが可能。また、これと連動し、これらのアプリケーションのプロセスでどれだけCPUを利用しているのかも表示できる。「例えば、CADなどのアプリケーションを起動している場合、実際にどれだけ利用されているのか、また、どの時間帯の利用率が高いのかを見て分かるようになる」。このため、高価なアプリケーションの投資対効果を測定でき、ほとんど使われていないアプリケーションなどの無駄をなくすようIT投資を最適化できるようになる。
(大村 泰憲)
技術系のユーザーは、1人あたり高価なハードウエア構成のPCおよびCADやCGソフトなどのアプリケーションを使用している。芦辺代表取締役によると、たとえば、1人あたり100万円のハードウエア構成のPCと500万円のアプリケーションを利用している場合もあるという。「しかし、これまでこうしたアプリケーションやそのオプション機能の利用状況は管理されていなかった。顧客からは、その利用率をデータとして可視化したいという要望があった」
最新版のアプリケーション利用率管理機能では、各アプリケーションやそのオプション機能の利用時間、CPU利用率を集計表示できるようになった。例えば、PCが1日に10時間稼働している場合、そのうちCADなどのアプリケーションが利用されている時間のログ情報を、1日や1カ月単位の一覧表で表示することが可能。また、これと連動し、これらのアプリケーションのプロセスでどれだけCPUを利用しているのかも表示できる。「例えば、CADなどのアプリケーションを起動している場合、実際にどれだけ利用されているのか、また、どの時間帯の利用率が高いのかを見て分かるようになる」。このため、高価なアプリケーションの投資対効果を測定でき、ほとんど使われていないアプリケーションなどの無駄をなくすようIT投資を最適化できるようになる。
(大村 泰憲)
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