EXPO 誌上展覧会

TEST/MEASUREMENT

日本NI、
マルチコアCPUの性能を引き出す
グラフィカル開発環境

[2007年09月号]

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 「LabVIEW 8.5」は、テスト/制御/組み込みシステム用のグラフィカル開発環境ソフトウエア「NI LabVIEW」の最新版。マルチコアCPUの性能を引き出すために、マルチスレッド管理機能の拡張、リアルタイム処理への対応など新機能を追加した。新機能は、大きく分けて「マルチスレッド管理機能の向上」、「リアルタイム環境でのマルチスレッド処理」、「ステートチャートモジュール」の3つ。マルチスレッド管理機能では、従来のコードを変更せずにコア数や負荷に応じて自動的にスレッド数を増減する自動調整機能に加えて、新規スレッドの生成や処理するコアの指定など柔軟なチューニングも可能。初心者から経験者まで、マルチコアCPUを使ったマルチスレッド処理の活用を容易に行える。リアルタイム処理については、今回新たに開発した「NI LabVIEW Real-Time モジュール」により実現した。8.20では、リアルタイム処理には1コアしか使用できなかった。ステートチャートモジュールは、統一モデル言語(UML)規格に基づくステートチャート表記法により、イベントベースのシステム設計やシミュレーションを行える。各ステートはリアルタイム処理を得意とする LabVIEWで記述していることから、動作モードの多い制御やユーザーインターフェースに最適としている。また確保済みメモリを再利用するメモリ管理機能の柔軟化によりアプリケーションの実行速度が向上しており、誤動作や再入可能なドライバによる安全性の確保なども実現している。使用状況にもよるが、LabVIEW 8.5の採用で20〜30%の速度向上が見込めるという。日本語版の出荷は9月中旬からを予定している。

 初年度保守プログラム付きの価格は、ベースパッケージが17万6,000円、開発システムが35万2,000円、プロフェッショナル開発システムが60万1,000円。国内の販売数目標は、2006年に発表した「LabVIEW 8.20」と比べて、新規ライセンス購入で15%増、アップグレードで20%増としている。

連絡先:日本NI
TEL:0120-527196
http://www.ni.com/jp



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