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Scott Crump 氏
Stratasys President & CEO
ラピッド試作からラピッド生産へ
[2007年09月号]
UCLAアンダーソンスクールを卒業後、1982~1988年IDEA(現SI Technologies)の共同創立者、営業担当バイスプレジデント。1988年のStratasys創立以来、社長兼CEO、現在に至る。
ラピッドプロトタイピング(RP)業界の市場は、過去13年間で8億ドルまで成長した。年間の販売台数も24倍まで成長し、過去13年間で180台から4,500台になった。
2007年度版の米Wohlers Associates社のWohlers Reportによると世界全体におけるRPシステムの年間の総販売台数は、2007年は5,250台となる見通しである。RP業界全体の市場規模は2006年時点で9億8,400万ドル。2005年から2006年では22%の成長があった。このうち製品が54%、サービスが46%を占めている。また、RP業界全体の市場の内訳は、ハイエンドのRPシステムが21%、3Dプリンタが12%、造形用材料などのシステムの消耗品が19%、部品造形などのサービスが34%を占める。市場別にみると、民生品が24%、自動車が19%、教育が9%を占める。さらに、2007年には、RP製品およびサービスの収益は11億9,000万ドルになる見通しである。Stratasys社は、2006年におけるRPシステムメーカー別の台数のシェアで全体の41.9%を占め、3Dプリンタでは52%を占める。
Stratasys社は3Dプリンタの事業で大きく成長してきた。我々のビジネスは、システムの販売だけではなく、システムで必要となる消耗品や部品造形(Paid Parts)サービスも成長の要因となっている。昨年、我々は2つの大きな節目を迎えた。1つには売り上げが1億ドルに達し、20%の成長率となった。もう1つは、米Dell(デル)社に6,000台目のRPシステムを納入したことである。
2007年度版の米Wohlers Associates社のWohlers Reportによると世界全体におけるRPシステムの年間の総販売台数は、2007年は5,250台となる見通しである。RP業界全体の市場規模は2006年時点で9億8,400万ドル。2005年から2006年では22%の成長があった。このうち製品が54%、サービスが46%を占めている。また、RP業界全体の市場の内訳は、ハイエンドのRPシステムが21%、3Dプリンタが12%、造形用材料などのシステムの消耗品が19%、部品造形などのサービスが34%を占める。市場別にみると、民生品が24%、自動車が19%、教育が9%を占める。さらに、2007年には、RP製品およびサービスの収益は11億9,000万ドルになる見通しである。Stratasys社は、2006年におけるRPシステムメーカー別の台数のシェアで全体の41.9%を占め、3Dプリンタでは52%を占める。
Stratasys社は3Dプリンタの事業で大きく成長してきた。我々のビジネスは、システムの販売だけではなく、システムで必要となる消耗品や部品造形(Paid Parts)サービスも成長の要因となっている。昨年、我々は2つの大きな節目を迎えた。1つには売り上げが1億ドルに達し、20%の成長率となった。もう1つは、米Dell(デル)社に6,000台目のRPシステムを納入したことである。
CAD業界と共に成長
過去5年間を見ると3D CADの利用は、15万シートから150万シートに増えた。かつては1シートのCADが100万ドルもした時代があったが、現在ではCADは5,000ドル程度、ハードウエアも1万ドル以下で買えるようになり、CADの利用がかなり増えた。Stratasys社およびRP業界はCADの業界と共に成長してきた。
Wohlers Associates社と当社の概算では、現在、世界全体のCADの総シート数は500万シートである。これらすべてが当社のRPシステム「Fused Deposition Modeling(FDM:熱溶解積層造形)システム」と3Dプリンタの成長の要因となっている。
Wohlers Associates社と当社の概算では、現在、世界全体のCADの総シート数は500万シートである。これらすべてが当社のRPシステム「Fused Deposition Modeling(FDM:熱溶解積層造形)システム」と3Dプリンタの成長の要因となっている。
ラピッド生産へ
我々の造形サービス事業では、顧客から試作品および製品を受注し、造形を行っている。このサービスは、将来のFDMビジネスを予測するための優れた判断材料となっており、今後、同サービスの20%は試作品ではなく製品を造形するラピッドマニュファクチャリング(RM)になると見込んでいる。
Stratasys社ではRMをDirect Digital Manufacturing(DDM)と呼んでいる。これは、FDMシステムなどの造形機を使用し、CADで設計した部品から直接、実際の製品や最終製品の中で使われる部品などを生産するプロセスのことをいう。たとえば、短期生産やスペアパーツの生産に使われる。DDMにより、実際のスペアパーツを在庫として持つのではなく、コンピュータ上の一覧表から必要なときにリアルタイムでスペアパーツを作成することができる。さらに、ほかの方法では生産できないような複雑な形状を持つ部品を作るのにも使える。
約9カ月前にStratasys社がユーザーを対象に行った調査では、約1,000人のユーザーから回答を得た。その結果、Stratasys社のFDMシステムを試作用に買ったが、導入後、その技術やそれで何ができるのかを学び、ある時点で42%のユーザーは、そのRPシステムをDDM用途に使用していたことがわかった。これは、100個の部品のうち42個をDDMで作ったということではなく、42%のユーザーが少なくとも一度はDDM用途にRPシステムを利用したということである。これはユーザーのRPシステム利用における大きな変化で、新しいトレンドである。
一般的に、将来DDMの用途は現在のRPシステムや3Dプリンタによる造形の用途よりも大きく成長すると言われている。DDMの成長率は、4年前の0%から3%、その後6%、9%となり、2006年には12%になった。2007年の終わりまでには16%の成長率を見込んでいる。
我々は、2005年10月に試作品および実際の製品を生産する米RedEye RPM社を立ち上げており、インターネット上で受注および自動見積もりを行い、顧客が注文後3~5日でその部品を受け取るというサービスを提供している。顧客がジャスト・イン・タイムの部品を生産するためにRPシステムを購入するにつれて、このようなDDMサービス会社は今後さらに増えるだろう。
(聞き手:大村 泰憲)
Stratasys社ではRMをDirect Digital Manufacturing(DDM)と呼んでいる。これは、FDMシステムなどの造形機を使用し、CADで設計した部品から直接、実際の製品や最終製品の中で使われる部品などを生産するプロセスのことをいう。たとえば、短期生産やスペアパーツの生産に使われる。DDMにより、実際のスペアパーツを在庫として持つのではなく、コンピュータ上の一覧表から必要なときにリアルタイムでスペアパーツを作成することができる。さらに、ほかの方法では生産できないような複雑な形状を持つ部品を作るのにも使える。
約9カ月前にStratasys社がユーザーを対象に行った調査では、約1,000人のユーザーから回答を得た。その結果、Stratasys社のFDMシステムを試作用に買ったが、導入後、その技術やそれで何ができるのかを学び、ある時点で42%のユーザーは、そのRPシステムをDDM用途に使用していたことがわかった。これは、100個の部品のうち42個をDDMで作ったということではなく、42%のユーザーが少なくとも一度はDDM用途にRPシステムを利用したということである。これはユーザーのRPシステム利用における大きな変化で、新しいトレンドである。
一般的に、将来DDMの用途は現在のRPシステムや3Dプリンタによる造形の用途よりも大きく成長すると言われている。DDMの成長率は、4年前の0%から3%、その後6%、9%となり、2006年には12%になった。2007年の終わりまでには16%の成長率を見込んでいる。
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(聞き手:大村 泰憲)
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