8人のエンジニアに聞く
未来のテクノロジー

[2007年09月号]

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Charles Munnerlyn
盲目の人に光りを

Charles Munnerlyn博士は、2001年のエンジニア・オブ・ザ・イヤーに選ばれた眼科治療技術の研究者である。Munnerlym博士は、カリフォルニア州のVISX社で、レーザー視力矯正手術を世界に先駆けて開発した。この治療技術によって、これまでに世界中で数百万人の生活が改善している

Design News:レーザー視力矯正手術で治療できる範囲は広がっているか?
 
Munnerlyn氏:これまでに治療を受けた人数は数百万人に達し、近視、遠視、乱視の治療が可能になっている。また最近では、多くの人々が期待しているのは、老眼治療への応用だ。老眼に対して、レーザーを使って角膜を矯正し、近距離と遠距離の両方に焦点を合わせられるようにする研究は、以前から続けられている。眼内レンズを挿入する方法も考えられる。究極の方法としては、目の筋肉を使って焦点距離を変えられる人工レンズの挿入がある。最も実現の難しい方法だが、実現すれば最善の解決策となるだろう。

盲目の人に視力を与えることのできる視覚システムは開発されうるか?
 私は可能だと思う。すでに、多くの興味深い実験により、盲人でも光を感じることのできる方法が研究され、報告されている。カメラを使った基本的なコンセプトはすでに存在しているが、脳の信号を装置に接続または送信する方法の開発がネックになっている。

イノベーションを促進するために、管理手法をどのように変えればよいのか?
 すぐれた開発成果の多くは、ベンチャー企業において、少人数のグループが新製品開発に没頭するところから生み出されている。会社が大きくなると、プロジェクトは大きな組織によって運営されるようになりがちだ。確かに、マーケティング部門も重要だが、技術よりも比重が高くなると、多くの企業が同じ製品の開発に先を争って集中するようになる場合が多い。その結果、多くのプロジェクトは、中途半端なものに終わってしまう。



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