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SOFTWARE
アルティウム、配線基板/FPGA/ソフトウエアの統合開発環境に
リアルタイム3D表示機能を追加
[2008年01月号]
Altium社のPeter Williamson氏
Altium Designerは、エレクトロニクス製品におけるプリント配線板のハードウエア設計やFPGA設計、組み込みソフトウエア開発などそれぞれに異なる設計データと設計手法を、1つのデータベース上に統合して単一の設計環境として実現するエレクトロニクス製品向けの設計/開発環境である。
図1 設計中のプリント配線板断面の3D表示
図2 OpenBusの編集画面
Altium Designer 6.8は、ハードウエア設計とソフトウエア設計の連携強化を可能にするグラフィカルなシステムエディタ「OpenBus」を備える(図2)。これは、プリント配線板の設計者がFPGAを含むシステム構造を検討する際に、フローチャートを用いた直感的な操作と高い抽象度の開発環境を提供するものだ。利用可能なコンポーネントとして、プロセッサやバスアービタ、ペリフェラルドライバ、メモリー、インターフェースなどのIPコアが用意されており、これらコンポーネントをドラッグ&ドロップし、ポイント&クリックで接続するだけでシステムアーキテクチャを定義できる。このため、バス規格であるWishboneに対応したインターコネクトなどを作成する際の面倒な手間を省けるという。
Altium Designer 6.8は米Xilinx社、米Altera社、米Lattice Semicon-ductor社、米Actel社のFPGAデバイスに対応し、C言語からの論理合成を標準機能とした。これにより、HDL(hardware description language)に熟練していないソフトウエア設計者でもHDLコードを生成することができる。
Altium社のPeter Williamsonアジア太平洋地域セールスディレクタは、「日本が得意なエレクトロニクスの領域は、アジアをはじめとする世界各国からの激しい追い上げを受けている状況にある。日本のEDA業界の対応を見ると、特許による自社技術の保護と、専用ツールの供給による顧客の固定化、非公開技術を用いたツールの高価格化などが目立っている。このような専用ツールを開発することに傾注する一方で、並列化/多段化した設計工程の統合と連携はおざなりになったままだ。これに対し、Altium Designerは、低価格に統合化された開発環境を提供する」と同製品をアピールした。
(DNJ 甲斐 真一郎、EDNJ 小野明久)
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