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パラレルラインの通常のフローを監視するだけでなく、I2CやSPI、CANなどのシリアルプロトコルをデコードできるロジックアナライザも数機種ある。さらに、組み込み型コンピュータのデバッグを行おうとする場合には、命令をデコードして、オペコードをスクリーン上に順次表示し、プログラムフローや各ステップを監視することができる。 ロジックアナライザは従来、大きな筐体に収められたデスクトップ型だったが、現在は、数社のメーカーがポケットサイズの小型ロジックアナライザを発売している。この場合、ディスプレイ表示や制御、記憶はパーソナルコンピュータ(PC)が行う。ここでは7機種のロジックアナライザについてテストを実施し、その結果を報告する。テストには標準のマイクロコントローラ開発キットとC言語で書かれた簡単なプログラムを使用した。 研究室でこれらの機種、あるいは同様の計測器を評価する際に考慮すべきいくつかのポイントが分かった。 接続性:数機種のアナライザは小型のクリップを装備している。2.54mm(0.10インチ)間隔のピン配列の八つの信号を接続するのはなかなか難しい問題だ。その他の機種は雌型コネクターを選択でき、0.161cm2(0.025平方インチ)のピンに挿し込める。配列ピッチの細かい部品を調べる必要がある場合は接続オプションを考慮すべきだろう。 トリガー:この記事で扱ったロジックアナライザはどれもトリガー機能を持つが、この機能が肝心である。特定の事象が起きたときに何が起こるかを計測するのがロジックアナライザの役目だからだ。残念なことに、いくつかの機種はロジックレベルでのみ稼動するトリガー機能しかなく、なかには四つの信号に基づいた一つのトリガーしか設定できないものもあった。最近のロジックアナライザにはレベルトリガーとエッジトリガーが必要であり、“状態Aが状態Bに続いたらトリガー”という順次的なトリガーを必要とするエンジニアもいるだろう。購入後に失望することのないよう、どのようなトリガーが必要かをよく考えるとよい。 カーソル:カーソルは信号特徴の位置を示す移動可能なマークだが、複数の表示を行う場合には多くのディスプレイで問題が多いことが分かった。カーソルはソフトウエアで完全に制御できるべきであり、カーソル位置の表示やカーソルの制御方法、ディスプレイに表示する時間マークをソフトウエアで示せるようにすべきだ。何組かのカーソル間の時間を計算する機能は特に有用である。カーソルを探し回らなくてすむように、1表示上ではカーソルが“なくならない”ようにすべきだ。最後に付け加えると、良いマニュアルのないロジックアナライザは良いロジックアナライザとは言えない。 Jon Titusの評価結果の詳細については以下のリンク先を参照してほしい(英語のみ): http://www.designnews.com/contents/pdf/DNX051121F3409_LogicAnalyer.pdf
寄稿ライターJon Titusへの連絡は、jontitus@comcast.netまで |
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