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| APRIL 2006 |
デジタル製品を支えるアナログ回路
アナログ電子技術はどこへ行ってしまったのかという心配は不要だ。
デジタル製品の中には、必ずアナログ回路が使われている。
ここでは、デジタル製品に採用されているアナログ技術の例を5件紹介する。
著者_Randy Frank
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クラスDオーディオ用アンプ
米JVC社「RX-D201S」
(詳しい製品情報はhttp://rbi.ims.ca/4911-541から) 7.1ch×100WクラスDオーディオアンプデッキとして、USB接続端子、センターチャンネルアライメント、バーチャルサラウンドバック、そしてスマートサラウンドセットアップなどのデジタル機能を装備している。クラスDアンプは高効率を誇り、回路や筐体の小型化、そして軽量化に貢献する。同社のクラスDオーディオアンプには、米International Rectifier(IR)社の高電圧ICであるIRS20124SとパワーMOSFET、IRFB4212が使われている。両製品は、クラスDオーディオ用にチューニングされているため、システムを最大限に効率化する。IR社のクラスDオーディオ製品の詳細については、http://rbi.ims.ca/4911-542から。
※注記:JVC社は日本ビクターの米国法人
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パーソナルメディアプレイヤー用の充電回路
中国JingWah社「PMP-2000」
(詳しい製品情報はhttp://rbi.ims.ca/4911-543から) PMP-2000に採用されている2000 mAHバッテリーは、9時間の音声再生やTFT液晶ディスプレイ上での映像再生が可能。PMP-2000は、130万画素のデジタルカメラを搭載しており、動画の録画も可能だ。バッテリーの充電には、米Microchip社の充電管理コントローラMCP73861を使用する。MCP73861は、採用の決め手となった高い集積性を4×4mm QFNパッケージで実現し、最大充電電流1.2A、最大精度0.5%を提供している。MCP73861には、バッテリーパックの温度監視機能やサーマルレギュレーション機能が備わっている。Microchip社のリチウムイオンバッテリー充電器用のICであるMCP73861の詳細については、http://rbi.ims.ca/4911-544から。 |
独Preh社の自動車用ヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)
(詳しい製品情報はhttp://rbi.ims.ca/4911-545から)車内の制御装置を減らす目的で、Preh社は柔軟性の高いHMIを設計した。このHMIは、コントロール用ジョイスティックやカスタマイズが可能なボタン、そして、タッチパッド式ディスプレイを搭載している。中央に配置されたジョイスティックを押したり、回転させる、傾けることで、エアコンや座席ポジションなどの特定機能を選択できる。ボタンに割り当てられている機能は、車のドライバーや同乗者の好みで変更できる。機能変更した後は、カラーLEDで、該当するアイコンが表示される。タッチパッドは、触れることで、ナビゲーションシステムへの入力を可能にする。HMIに搭載されているLEDとLEDドライバー用ICの採用には、各自動車メーカーからの要求事項が反映される。そのため、日光の下でも十分に表示されるような明るさから、より落ち着いたレベルまで、さまざまな要求に対応している。
デジタルカメラのレンズ駆動部 ニコン「D70」
(詳しい製品情報はhttp://rbi.ims.ca/4911-546から)有効画素数6.1メガピクセルを備えるD70は、ベテランからアマチュアまであらゆる層のカメラマンに、容易にデジタル技術の導入を可能にしたデジタル一眼レフカメラ。D70は、3Dデジタルマトリックス・イメージコントロール、デジタルイメージプログラム、そして、レンズ駆動システムを装備している。D70では、米Freescale Semiconductor社のHブリッジ・モータードライバICであるMPC17511を使い、モーターに電力を供給している。モノリシックなドライバーのMPC17511は、内蔵および外部のNチャネルMOSFETを制御するための回路を内蔵している。200kHzまでのPWM制御周波数に対応する設計でありながら、このアナログICは、携帯機器の電池寿命延長に貢献する。Freescale Semiconductor社のMPC17511の詳細については、http://rbi.ims.ca/4911-547から。
血液テスター用温度測定機能
米Polymer Technology Systems社「CardioChek Self-Test System」
(詳しい製品情報はhttp://rbi.ims.ca/4911-548から) CardioChek Self-Test Systemは、コレステロール(TCHO、HDL、LDL)、血糖、ケトン、中性脂肪の値を約1分で測定する。CardioChekは、温度を正確に測定することで正しい検査結果を得るため、米Andigilog社のaSM121 SiMistorを採用している。aSM121 SiMistorは、CMOSシリコンサーミスタとして、リニアキャリブレーションを内蔵し、±1度の誤差範囲で温度を測定する。aSM121が周囲温度を測定することで、CardioChekでは、血液検査前のキャリブレーションが可能になる。AndigilogのシリコンサーミスタaSM121の詳細については、http://www.andigilog.com/から。
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