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OCTOBER 2006
無線ネットワークには、独自規格や標準規格に基づいた多くの技術が使用されている。セルラー方式(GSM)、Bluetooth(Bluetooth Special Interest Group)、 ZigBee(ZigBee Alliance)、WLAN(IEEE 802.11aおよびg)、Wi-Fi(IEEE 802.11b)、 WiMAX(IEEE 802.16aおよびe)、そしてUltrawideband(UWB Forum and WiMedia Alliance)などだ。ここでは、これらの規格を使用した製品例を5つ紹介する。

著者_Randy Frank


乗員落水探知器
英Raymarine社
「LifeTag Wireless Man Overboard (MOB) System」


 (詳しい製品情報はhttp://rbi.ims.ca/4930-509から)無線技術ZigBeeを使用したLifeTag Wireless MOB Systemは、水中に落下した、または、船舶から約9m(30フィート)以上離れた乗員を検知して警告する。子機であるLifeTag Wireless MOB Pendantは、CR2 3Vのリチウム・バッテリ1個で1年以上の動作が可能だ(動作時間200時間以上)。Raymarine社では、米Ember社のEM250 ZigBee System-on-a-Chip(SoC)を使うことで、ZigBeeベースのLifeTag Wireless MOB Systemを50日以内で開発した。SoC技術は、IEEE 802.15.4準拠2.4GHz無線トランシーバと16ビット・マイクロプロセッサを統合することで、デザイン・イン・プロセスの短縮に貢献している。Ember社のEM250 ZigBee System-on-a-Chip(SoC)の詳細については、http://rbi.ims.ca/4930-510から。



ヘッドフォン付きサングラス
米Zeal Optics社「Confidant BT」


 (詳しい製品情報はhttp://rbi.ims.ca/4930-511から)明るい所ではレンズの色が濃くなるUV対応偏光レンズとともに、Confidant BTは、Bluetoothインターフェースを採用している。米Kyocera Wireless社の協力により、Zeal Optics社は、取り外しおよび交換、そしてアップグレード可能なBluetoothコンポーネントの搭載をConfidant BTで実現した。Bluetoothトランシーバ部は、約9m(30フィート)以内にある携帯電話などのBluetooth対応デバイスと交信が可能だ。同トランーバ部のバッテリ寿命は、通話時で4〜5時間、待ち受け時で36時間。フレーム部には、ボリュームをコントールする、通話を始める/終わる、楽曲をコントロールするためのボタン、そしてスピーカーが搭載されている。Kyocera Wireless 社の無線技術の詳細については、http://rbi.ims.ca/4930-512から。



無線ブロードバンド加入者用モジュール
米Motorola社「Canopy Lite」


 (詳しい製品情報はhttp:/rbi.ims.ca/4930-513から)Worldwide Interoperability for Microwave Access、いわゆるWiMAXを採用したCanopy Liteは、IEEE 802.16e規格に準拠した加入者用モジュールだ。処理量は初期値で最大512kbps、バースト時で768kbps、全二重通信時では最大100kbps(周波数5.7GHz)である。Canopy Liteの処理量は512kbpsから最大接続速度7Mbpsへと上げることが可能。接続速度を上げた場合、ビデオやVoice over Internet Protocol(VoIP)を利用した用途にも使用できる。WiMAXがターゲットとしている市場は、安定した信頼性の高いサービスを望む発展途上国など、ダイアルアップ接続の利用が難しい地域である。



Wi-Fi対応携帯電話
フィンランドNokia社「Nokia 6136」


 (詳しい製品情報はhttp://rbi.ims.ca/4930-514から)Nokia 6136はUnlicensed Mobile Access(UMA)技術を採用した携帯電話であるため、音声およびデータ通信の利用において、GSM方式とWLANネットワークとの切り替えを意識する必要がない。WLANネットワークでの通話ではVoIPが使えるため、携帯電話の通話料を節約できる。WLANを介したUMAに加えて、Nokia 6136はクアッドバンドEDGE/GSM(850/900/1800/1900)を採用している。通話時間はGSMで最大5時間、UMAで最大5.5時間。待ち受け時間はGSMで280時間、UMAで最大82時間。Nokia社は、複数方式の採用を次世代携帯端末におけるひとつの傾向と考えている。



メディアプレーヤー搭載携帯電話
仏Sagem社「my700x」


 (詳しい製品情報はhttp://rbi.ims.ca/4930-515から)Sagem社の携帯電話my700xで採用されている無線技術には、GSM、General Packet Radio Service(GPRS)、Enhanced Data Rates for GSM Evolution(EDGE)がある。EDGEは、映像および楽曲ファイルのダウンロード、マルチメディアに完全対応したメッセージの送受信、フルカラーの高速インターネット・アクセス、電子メールのやり取りを最大220kbpsで可能にする。my700xでは、米Freescale Semiconductor社のRFX275-20を採用している。RFX275-20は、クアッドバンド・クラス12 GSM/GPRS/EDGE対応トランシーバとフロントエンド・パワー・アンプ・モジュールで構成されており、その集積度の高さが採用の理由となっている。RFX275-20の基板スペースは250mm2で、対応する無線規格3種類がアンテナからデジタル信号変換までで必要とする機能は、この中ですべて提供される。Freescale Semiconductor社のEDGE RF Subsystemの詳細については、http://rbi.ims.ca/4930-516から。



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