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News

2007年2月

Software
CAD手法を取り入れたドキュメント作成ツール


news03_01

Arbortext Content Managerは強力なワークフロー管理機能を提供する

 米PTC社は、技術者とテクニカル・ライター向けに、複雑な設計のドキュメント作成を支援するオーサリングとデータ管理用のツールを発表した。「Arbortext Content Manager」は、規制環境下にある場合も含めて、スクラッチやCADからテクニカル・イラストレーションを起こすための広範なサポートを提供する。
 同ソフトウエアは、XMLベースのコンポーネントからのデータの引き出しや、設計データからのイラストレーション作成が可能で、データの再利用を最大化するように設計されている。データ管理機能にはレビューと承認のプロセスを含んでおり、コンテンツ管理を自動化する。さらに、複数のフォーマット、言語、媒体を取り扱うことができる。
 CADツールの手法にならい、ひとつの要素が変更された場合には自動的に関連情報がアップデートされる。従来のテクニカル・オーサリング・ツールと大きく異なり、ドキュメント全てを一体のものとして扱わないため、変更を行う場合にユーザーは必要な既存コンテンツを再作成したり、各関連情報の使用法を変更しなくて済む。主なターゲットは運送業界とプロセス設計業界である。
 独Siemens Building Technologies社は、ビルの自動化システム、セキュリティシステム、生命安全システム用に、米GE Healthcare社は製品のドキュメント作成用に採用した。同ソフトのベータ版が、ドキュメント作成の遅延による製品投入の遅れを無くすことで、トータルの開発時間を半減させたという顧客もいる。
 PTC社の既存のWindchill技術をベースとするArbortextは、より多くの企業が取り組んでいるグローバル展開でのサービス業務の外部委託で負担が増大している、複数企業から情報抽出するという作業を簡略化することができる。「このことで複数のベンダーから異なる製品をまとめ上げるためのリスクが無くなる」とPTC社のソフトウエア製品担当エグゼクティブVPのJames Heppelmann氏。
 同ソフトは最近PTCが買収したドイツの企業ITEDOのソフトウエアによって機能強化されると見られている。ITEDOのソフトは、最も一般的な機械系CADアプリケーションから、既存の3Dおよび2Dの設計データを引き出して、製造用及びサポート用に使う、実物大のテクニカル・イラストレーションを作成することができる。
 Arbortextは、様々なCADツールとリンクする機能に加えて、Microsoft Officeや他の非技術系プログラムと連携を取ることもできる。そして現在は、PTC Dynamic Publishing Systemの中核製品として出荷されている。

(Terry Costlow)

同ツールの価格などについて

 Arbortext Content Managerで作成されたコンテンツは、XMLにより再利用可能なコンポーネントとして、オラクル・データベースで管理される。価格は1ライセンス12万6,000円(税別)で、オラクル・データベースサーバが別途必要。同製品についての国内連絡先:PTCジャパン、03-3346-8100。
PTCジャパンのホームページ:http:// www.ptc.com

 

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