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Expo2007年6月 MOTION CONTROL/POWER TRANSMISSION![]() 「NZシリーズ」は、モーターを内部に組み込んだBMT(ビルトインモーター・タレット)を全刃物台に搭載し、加工時間を従来比で最大約40%短縮できる複合加工機。チャックサイズが6インチ対応のNZ1500、8インチ対応のNZ2000の2種類があり、2つの刃物台・Y軸機能無しから、3つの刃物台・3つのY軸機能までを選択することで10機種のラインアップとなっている。BMTの性能は、回転工具主軸でクラス最大出力の7.5kW、最高回転速度は毎分6,000回転(オプションで毎分1万2,000回転)で、重切削性、高速性を両立する。また1刃物台に16本の工具を取り付けることができ、最大48本の工具の取り付けが可能なので、少ない段取り替えで長時間の無人運転を実現できる。切りくず処理性を考慮した装置構造や、3次元干渉チェック機能の搭載により、連続運転性能の向上や段取り作業の簡素化も可能にしている。3つの刃物台全てにY軸機能とBMTを搭載するT3Y3タイプは、3刃物台での同時加工により圧倒的な工程集約を実現しながら、さらに回転工具による重切削、高速加工も可能で、従来の2刃物台2主軸に比べて加工時間を約40%短縮できる(NZ1500 T3Y3の場合)。自動車部品、電気・通信機器、油圧・空圧機器などのバー材、フランジ、シャフトの量産加工用を中心に展開し、月産15台を予定している。価格は、チャックサイズ6インチで3刃物台全てにY軸機能とBMTを搭載した「NZ1500 T3Y3」が3,690万円。 ![]() 「SmarTEST ONE(スマーテスト・ワン)」は、自動車や航空機の耐久、疲労、振動、衝撃などの各種性能試験を制御する汎用試験制御装置。グループ企業のオランダMoog FCS社が航空宇宙分野で展開している大型多チャンネル制御装置の技術を応用した、独立型の汎用試験制御装置。Moog FCS独自の制御ループを採用しており、4軸ロードシミュレータや3、4自由度サスペンション試験装置など、複雑な制御が必要な試験装置を、最大4チャネルまで制御できる。他にも、リアルタイム解析を実現する内蔵データレコーダ機能、供試体や試験データを保護する安全機能、試験装置の故障診断機能なども備える。緊急停止時の記録機能により、試験の中断原因を解析できるので、長期間連続での無人試験にも対応できる。製品や素材別に必要となる追加ソフトウエアもオプションとして用意した。寸法は幅450mm×奥行き280mm×高さ177mm。装置単体だけでなく、試験システムに組み込んでの展開も進め、国内市場で年間100台の販売を計画している。 ![]() 発電量の向上を求められている自動車のオルタネータ用軸受の新製品として、従来要求仕様である150℃を上回る180℃運転時での長寿命化と、脆性剥離寿命を向上した密封型深溝玉軸受。潤滑剤であるグリースの基油、増ちょう剤、添加剤などの組成見直し、軸受の内外輪の熱処理の改良、特殊な樹脂製保持器の採用、シール材を180℃対応アクリルゴムとすることにより、耐熱性と耐脆性剥離性を向上した。従来のオルタネータ用軸受の標準的な耐熱温度である150℃を上回る180℃運転時での寿命が従来比50%増、脆性剥離寿命は2倍以上となった。新規のグリースは環境への影響についての見直しも行っている。現在自動車では、車載機器の電動化が進展していることから、オルタネータに求められる発電量が増加し続けている。今後発電量が増えて行く中で、運転中のオルタネータ用軸受の耐熱温度は従来の150℃から180℃程度まで上昇すると予測されており、従来よりも高温・長寿命の軸受が求められていた。今後世界全域で販売を進め、2010年に年間8億円の売上高を目指す。
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