安川電機は、産業用ロボット「MOTOMAN」の生産能力を増強するため、工場再編、機械加工ライン新設、加工マシン新規導入などを実施する。同社が9月2日に明らかにしたもの。2004年度開始からこれまでの累積投資額も含め、投資総額は15億円前後を予定。この施策により、現在の30%増に当たる月産生産能力1,500台体制を整える。さらに、早い段階で生産能力2,000台/月体制の確立を目指す計画である。
同社のロボット受注状況は、既存機種および新型ともに好調で、アーク溶接、スポット溶接、液晶基板搬送用途でのロボット受注は極めて好調に推移している。2003年度第3四半期〜2004年度第1四半期の実績は、前年度の同期間に比べ約150%増えており、「現在の生産設備は協力工場を含めフル稼働の状態」(同社)にある。
実施予定の生産能力増強計画について、同社は「ロボットの機械加工部品を重要部品と位置付け、加工能力の強化を重点的に行う」と説明している。協力工場を含めたロボット生産体制全体で対応し、内外双方の生産能力増強を図るという。
具体的には、現在の機械加工工場とは別に、新たな機械加工工場を福岡県中間市にある中間工場に開設する。新加工工場には、作業内容に柔軟性を持たせ、1つの生産ラインで複数の製品を生産できるFMS(Flexible
Manufacturing System)機械加工ラインを構築し生産性を高め、マシニング・センターも約10台追加導入することで、部品供給能力の強化、効率化を目指す。
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