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2004年09月14日
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NEC、マツダの基幹業務システムのグリッド化実証実験に協力
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NECは、マツダが行う基幹業務システムの一部にグリッド・コンピューティング技術を適用する実証実験において、実証システム構築・検証作業で協力する。NECが9月13日に明らかにしたもの。2004年度に運用要件定義と業務運用設計を行い、2005年度にシステム構築、運用、評価を実施する予定。
グリッド・コンピューティングは、異なる種類のコンピュータをネットワーク経由で接続し、仮想的な高性能コンピュータとして使ったり、分散しているITリソースを有効活用したりする技術。実用化は科学技術計算領域で先行している。グリッド技術を企業の基幹業務システムで利用する場合、オンラインで多様な業務処理を行っているサーバーの機能をほかのサーバーに円滑に引き継ぐことや、その際の応答速度を保証するなど技術的な課題が存在していた。
経済産業省では経済活性化プロジェクト「フォーカス21」の一環として、グリッド技術を業務システムに活用する「ビジネスグリッドコンピューティングプロジェクト」を開始している。NECは同プロジェクトに参加し、2003〜2005年度の3年間に(1)ビジネス・グリッド・ミドルウェアの共同開発、(2)開発成果の世界的な標準化の推進、(3)ユーザーと連携した実証実験に取り組み、「ビジネス・グリッドの実用化を推進する」(同社)としている。マツダはユーザーとしてプロジェクトに参加し、NECが実証実験を支援する。
実証実験では、マツダの業務用ITリソースをビジネス・グリッド技術で統合運用し、以下に示す動作の検証を行う。
・システムの能力を超えて業務量が増大した場合、遠隔地の空いているITリソースに業務処理を振り分ける
・災害対策として特定地域の業務処理を他地域のITリソースで継続して運用する
・広域分散している多数のサーバーの管理を効率化する
これらの動作が問題なく動作することで、ITコスト削減と投資収益率(ROI)向上が期待できるという。
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