松下電器産業は、来月10月5日から幕張メッセで開催されるCEATECに先がけ、9月22日、デジタル家電を中心とした技術戦略を発表した。
先頃、9月1日に同社が発表したデジタル家電用プロセッサ開発のための共通ソフトウエア「Uniphier」(ユニフィエ)を活用し、デジタル家電、Blu-rayディスク、統合プラットフォーム、CELinux開発の4分野にさらに注力することを強調した。
製品開発に関しては従来に比べ「本社技術本部が主導権を持ち、開発期間を短縮し、開発効率を高めていく」(同社デジタルネットワーク・ソフトウエア技術担当役員、津賀一宏氏)という。
エンドユーザーが製品をセレクトする目は年々厳しくなり、その知識も高まっている。個別ユーザーが好むような製品をタイムリーに市場に投入しなければならない今、求められる製品開発も変化している。従来のような製品種ごとの開発では多品種対応に追いつけない。この解決には、共通ソフトウエアのプラットフォーム上で動作するプロセッサ「Uniphier」が必要である。
携帯電話、デジタルカメラなどのモバイル機器のように消費電力の少ない製品群から、デジタルテレビやBlu-rayディスクレコーダなどの据置型製品のように性能を重視する製品群まで、段階的に「Uniphier」の適用範囲を広げていく。こうして開発設計の生産性を約5倍に高め、機種展開数を増やすことで、「レコーダ製品の年間10モデルの投入も可能にする」(同社)という。
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