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| 2004年10月12日 |

神戸製鋼、磁気特性と切削加工性の高い線材・棒鋼を開発、ホンダ「レジェンド」に採用
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神戸製鋼所は、磁気特性と切削加工性に優れた線材・棒鋼「ELCH2S」を開発。ELCH2Sは、本田技研工業の今秋発売予定の「Newレジェンド」と「NewアキュラRL」(レジェンドの米国仕様車)で、電磁クラッチに採用された。磁気特性に優れたELCH2Sを電磁クラッチのソレノイド部品に使用することで、電磁力の制御機能向上、部品の小型軽量化、バッテリ消費電力の削減が可能となる。切削加工性に優れることから、部品の生産性向上にも大きく寄与する。
通常、自動車用ソレノイド部品など電磁力制御を行う部品には、磁気特性と冷間鍛造性に優れる純鉄系材料が用いられる。しかし、純鉄系材料は切削加工時の切屑処理性が悪く自動運転の作業効率化の支障となるうえ、複雑な形状への加工が難しい。そこで多くの場合、少量の鉛を添加して問題を解決するが、鉛は環境負荷物質であり使用量の低減が求められている。
ELCH2Sは、鉛以外の元素を最適な条件でベースとなる鋼に分散添加させることで切削加工性を維持しつつ、磁気特性に悪影響を及ぼす元素を制御。その結果、従来材対比で磁気特性の向上にも成功した。「環境負荷物質である鉛を使用せず切削加工性を改善し、自動車の燃費向上(小型軽量化と省電力)にも寄与することから、環境対応・省エネ型の新商品といえる」(同社)
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