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2004年10月15日

沖電気、リンス機能付きスクリーン版洗浄装置「ACT300シリーズ」を発表

 沖電気工業と沖電気コミュニケーションシステムズは、プリント基板に回路やマークを印刷する際に使うメタルマスク(スクリーン版)用の洗浄装置「ACT300シリーズ」を発表した。従来製品の「ACT200シリーズ」にリンス・タンクを追加し、洗浄力を向上させている。版枠サイズは最大736×800mm、洗浄エリアは標準で360×460mm。洗浄剤の消費量は1版当たり約35cc(標準洗浄エリアの場合)と少ないうえ、スクリーン版の長寿命化、溶剤臭気の低減といった特徴を持つ。11月に販売を開始する。価格は800万円から。1年間で50台の販売を目指す。

 ACT300は、プリント基板に回路やマークを印刷する際に、スクリーン版に付着したペーストを洗浄する装置。スクリーン版を縦にセットし、ペーストで汚れた部分のみを両サイドから洗浄ブースで挟みこみ、スプレー・ノズルからの高圧シャワー噴射により洗浄する方式を採用。これにより、手洗いだと90cc必要だった洗浄剤の消費量を半分以下に低減できた。また、スクリーン版の接着部分に洗浄液の影響を与えないため、スクリーン版の長寿命化が実現する。

 スクリーン版へのペースト再付着を防止するために、洗浄後に新しい洗浄液を噴射するリンス機能を追加した。その結果、循環式洗浄液が洗浄性能限界まで使用可能となり、洗浄液の交換頻度を減らせる。

 洗浄ブースは完全密閉型であるので、作業時の溶剤臭気も低減した。

 そのほかの主な仕様は以下の通り。

・洗浄液:旭化成製「エリーズ」(プロピレングリコール系)
・洗浄時間:約5分
・液切り時間:約1分
・乾燥時間:約10分
・タンク容量:100リットル(洗浄槽)、40リットル(リンス槽)
・サイズ:幅1250mm×奥行き1200mm×高さ1900mm
・電源:3相200V、4kW
・エアー源:0.5Mpa
・質量:約600kg

ACT300シリーズ

詳  細 プレスリリース

       
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