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| 2004年10月19日 |

クラレトレーディング、水処理装置用膜洗浄剤・膜スケール防止剤を開発
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クラレトレーディングは、半導体から食品加工まで幅広い工業分野で使われる水処理装置用の膜洗浄剤とごみやさびなどの付着を防ぐ膜スケール防止剤「KTYシリーズ」を開発した。2004年10月20日から発売し、初年度1億円の売り上げを目指す。
膜洗浄剤「KTY-110〜140」は、工業、食品加工、プールで水処理に使われるMF膜、UF膜、RO膜への分離対象物の付着や目詰まり、付着したごみやさびなどを洗浄する薬剤である。用途に合わせてアルカリ系洗浄剤、酸系洗浄剤、酸系複合洗浄剤、界面活性剤、殺菌剤、漂白剤を選択できる。
また、膜スケール防止剤「KTY-150〜152」は、水処理に伴って配水管内で発生するCaSO4、CaCO3、SiO2、金属塩などによる濃縮側の膜にごみやさびが付着するのを防止する薬剤。工業用のRO膜のごみやさびなどの付着防止剤、冷却水系処理剤、スチーム復水処理用として使え、食品加工用膜装置にも適用が可能である。
半導体、電子部品、医薬品、食品加工などの工業分野では、省エネ・コストダウンなどの観点から水処理装置が使われている。水処理装置は近年、飲料水の浄化施設や廃水処理施設、ごみ焼却場の浸出水処理など、工業分野以外でも徐々に採用され始めている。
膜の性能低下は、分離対象物の付着や目詰まりと膜自体の物理・化学的劣化により発生する。膜洗浄剤は、微細な粒子物、微生物、溶解高分子、物質の濃縮などの付着による膜の汚染、固形物などによる膜細孔内の目詰まりや流路閉塞などを除去する。膜処理量の低下や、ランニングコストを悪化させないため、定期的な洗浄もしくは交換が不可欠である。
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