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2004年10月25日
住友金属、ハイブリッド自動車の駆動モーター鉄心向け鋼板を開発
住友金属工業は、ハイブリッド自動車の駆動モーター鉄心向けとして、磁気特性と加工性に優れた高効率モーター用無方向性電磁鋼板「27 SXH」を開発した。従来製品に比べ、同じ磁束密度で鉄損が30%〜60%少ない。同鋼板は、本田技研工業(ホンダ)が2004年12月に米国で発売する「アコード・ハイブリッド」に採用される。
モーターのエネルギ効率を高めるには、鉄損の値が低く、高い密度の磁束を保持できる電磁鋼板を鉄心として使う必要がある。板厚を薄くすると鉄損は低減しやすいが、磁束密度も低下してしまう。
同社は、新たな合金設計と独自の焼鈍設備を適用し、鋼板の結晶配向を制御することで、薄板厚化しても磁束密度の低下を抑制できる技術を確立した。その結果、同一磁束密度の従来製品(板厚:0.35mm、0.5mm)に比べ、30%〜60%の鉄損低減を実現できた。
また、板厚が薄いほど鉄損は低減するが、鉄心の打ち抜き加工には不利となる。同鋼板を開発するにあたり、安定した加工性を確保できる下限の板厚が0.27mmであることを確認し、その板厚を採用した。
同鋼板は、アコード・ハイブリッドのほか、すでにホンダ製二輪車3機種で発電機鉄心として利用されている。
ホンダのアコード・ハイブリッドの駆動系
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