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2004年10月27日
NEC、RFIDによる生産管理で10%生産性向上を狙う
NECは、パソコンの主力生産工場であるNECパーソナルプロダクツ米沢事業所に無線ICタグ(RFID)を活用した生産管理システムを導入し、量産ラインでの本格稼動を開始した。RFIDの導入により、従来1日8万回実施していたバーコード読み取り作業をなくし、10%以上の生産性向上を狙う。
従来の生産指示書は紙にバーコードを印字したものだった。RFIDの導入で、販売店や直販サイトからの受注データに基づき、製造仕様や納期などの生産指示情報を登録したRFIDカードを発行する仕組みとした。これにより生産ラインの作業指示、作業の進捗状況や検査状況などをリアルタイムで把握できるようにし、生産管理や品質管理を効率化する。
組立・検査工程では、RFIDに登録された生産指示情報を読み取り、作業内容を生産ラインに設置されたオンラインモニターに表示する。これまでは作業者がバーコードリーダーを使い生産指示書の情報を読み込んでいたが、約8万回にも及ぶ読取作業をなくし、モニターに表示された作業指示や部品構成情報を参照して、確実かつ効率的に生産できるようにした。出荷前検査でも複数のRFIDカードを自動・一括で読み取ることができるため、出荷・配送業務は大幅に効率化した。
同事業所では現在、ノートPCの生産ラインにRFIDシステムを導入しているが、05年中にはデスクトップPCを含むPCの全生産ラインに適用を広げる予定。今後、基幹情報システムとの連携を図り、部品調達や製品流通などにもRFIDを適用し、顧客へ迅速に製品を届ける仕組みをさらに強化し、顧客満足向上につなげていく。
人手によるバーコード読み取り作業をRFID導入で自動化
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