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2004年11月29日
京セラ、寿命・加工速度が1.5倍以上の新型CBN工具の販売を開始
京セラは、自動車部品などの焼入れ鋼の加工に適した立方晶型窒化ほう素(CBN)工具「KBN510」および「KBN525」を開発した。ダイヤモンドに次ぐ硬さを持ち、強度と熱伝導性の点で従来品より優れた新しいCBN素材を刃先に焼結したチップで、KBN510は耐摩耗性に優れ、KBN525は耐欠損性に優れた製品。2004年12月1日に販売を開始し、2004年12月〜2005年11月の1年間で4億円の売り上げを目指す。
微細なCBN粒子とバインダ相(セラミックス焼結補助材)の分散状態を改良し、さらに微細化した両者を均一になるよう分散させている。粒子構成を細密化させることで、従来のCBNより高い強度と熱伝導性を実現した。耐摩耗性と耐欠損性の改善により、従来工具に比べ約1.5倍以上の長寿命とした。
耐摩耗性に優れるKBN510は切削面と工具が常時接する連続加工に適し、耐欠損性に優れるKBN525は切削面と非切削面を併せ持つ断続加工に適している。いずれも切削作業速度は、同社の従来工具に比べ1.5倍以上あり、加工時間の短縮に貢献する。
「KBN510」、「KBN525」
(左)従来のCBN拡大写真、(右)組織分散改良系CBN拡大写真
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