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2004年12月06日
ニコン、標本そのものの色で観察できる蛍光レーザ顕微鏡システムを発表
研究用倒立顕微鏡「ECLIPSE TE2000E」に装着した状態
ニコンは、リアルスペクトルイメージング蛍光レーザ顕微鏡システム「C1si」を発表した。これまで擬似的に標本に色をつけて観察していた画像を、実際の色で観察することができる。最大波長範囲は400nm〜750nm。波長ステップは2.5nm、5.0nm、10.0nmの3段階。画像階調は12ビット。スペクトル取得時間は最小2秒。税別価格は2,500万円から。2005年4月下旬に販売を開始する。初年度の販売予定数は100セット。
C1siは、従来の「C1」製品系列でも取得していた4次元データ(3次元の位置および時間)に、最大320nmに及ぶ波長範囲の“波長情報”を加え、データを5次元化する。このデータを波長ごとに分けることで、従来のシステムでは不可能だった近接した複数の蛍光の分離を可能とした。その結果、標本を染色する必要がなくなり、実際の色で観察できる。
そのほかの主な特徴は以下の通り。
・新開発の信号積分方式により電気的効率を高めることができ、SN比の高い電気信号が得られる。独自開発の偏光補正技術や反射防止方式の採用で、画像のコントラストも高い
・移動式遮光機構を搭載しており、各種レーザに対応可能・32チャネルの検出器を装備し、32チャネルADC回路と信号伝送方式により、32チャネルの信号を同時に取得できる
・スペクトルの再現性および精度を向上させるため、波長だけでなく光強度も高精度で校正している
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