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2005年01月14日

大日本印刷、印刷関連技術の応用で燃料電池向け部材を開発

 大日本印刷は、膜・電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)作製用触媒転写フィルム、金属セパレータ、水素選択透過膜部材、メタノール改質器といった燃料電池関連の部材を開発した。2007年の事業化に向け、自動車メーカーや電機メーカーなどとの共同開発を本格化させ、コストダウンおよび量産技術を確立する。2007年度に30億円の売上を見込む。

 同社は、「印刷関連技術であるコーティング技術や金属加工技術などを活用することで、各種燃料電池部材を供給でき、低コスト、高効率、高信頼性の燃料電池開発に寄与できる」とみる。

 各製品の概要は以下の通り。

・MEA作製用触媒転写フィルム:
  固体高分子型燃料電池(PEFC)で発電を行う部材。製造工程で触媒層を固体高分子膜に転写することにより、長寿命で耐久性があり、発電効率のよいMEAを製造できる。

・金属セパレータ:
  水素と空気を隔てるPEFC用部材。これまでのセパレータは基材としてカーボンを使っていたが、薄型化、低コスト化、量産化の面で金属セパレータが注目されている。同社の開発した金属セパレータは、顧客の要望に応じて自由度の高い流路形成が可能。

・水素選択透過膜部材:
  一酸化炭素を除去し、純度の高い水素を供給するためのフィルタ。特殊なめっき技術を用い、パラジウム膜の厚みを従来品の1/4とした。高い水素透過性を保っており、小型かつ単純なシステムで高純度の水素を取り出せる。

・メタノール改質器:
  小型燃料電池向けの水素製造装置で、メタノールから効率よく水素を取り出せる。細流路表面に触媒が固定化されている。金属製であるため、熱効率と機械強度に優れている。

 同社は、1月19日〜21日に東京ビックサイト(東京都江東区)で開催される第1回国際燃料電池展に各製品を出展する。

触媒転写フィルムを使って作製したMEA(上)と金属セパレータ(下)

詳  細 プレスリリース

       
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