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2005年01月18日
日精樹脂工業、主力精密射出成形機の新シリーズの受注を開始
油圧式の主力成形機FNシリーズ
日精樹脂工業は、同社の油圧式射出成形機の従来ラインナップを見直し、主力機種の精密射出成形機「FNシリーズ」に、新コントローラ“TACT”と新しい射出機構を搭載し、各種油圧回路の最適化を図り、モデルチェンジした。2005年1月下旬から「新FNシリーズ」として受注を開始する予定。
同シリーズは、1996年の本格販売以来、累計約1万台の販売実績を誇る同社のベストセラー機。既存ユーザーからは、これまでの豊富な実績に基づく安定した直圧式型締機構などにより、優れた耐久性能と使い易さの面で好評を得ている。
近年の成型機市場では、サーボモーター位置制御による繰り返し安定性、省エネなどの電気式成型機にシフトしつつある。しかし一方では、ボールねじの寿命やトグル式型締機構へのグリス給脂量の増加による環境負荷も課題になりつつある。同シリーズでは従来の油圧式の弱点を改良し、成型機市場の多様なニーズに対応する。
新FNシリーズの改良点は、生産立ち上がりレスポンスを従来機と比べ約1/3に短縮し、かつ成形品の質量のばらつきを約1/2に低減。また、油温の変動による成形のばらつきを約半分にし、ドライ運転時には消費電力を削減したことで、約30%の省エネ化を達成している。
新コントローラ機構“TACT”により、高速スキャニング時間500μsおよび、従来機に比べ約2倍の高速化と約10倍の繰り返し安定性を実現。 また、射出機構に関しては、L/D(有効長)を大きくした新設計のスクリュー、加熱筒を搭載して可塑化性能を高めている。
さらに、最適型締工程時間となるように型締昇圧検知に圧力センサーを採用して、ロス時間の削減と極低圧の型締力の設定を可能にした。また、微速型開きモードを追加して、30mm/秒以下の低速型開き速度の安定性を高めつつ、成形品の離型不良に効果を発揮する。
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