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2005年01月25日
富士通研と独HHI研、増幅機能を持つスイッチング速度640Gbpsの光スイッチを開発
富士通研究所とドイツFrounuhofer Institute for Telecommunications, Heinrich-Hertz(HHI)は、光ファイバの非線形光学効果を用いた、光増幅機能を持つ光スイッチを開発した。同スイッチは、スイッチング速度640Gbpsで光信号を処理できる。さらに、広い波長帯域で100倍以上の増幅が可能。
富士通研とHHI研が開発した光スイッチは、光ファイバの非線形光学効果により、1Tbps以上の高速動作を実現すると同時に、光パラメトリック増幅効果で光信号を増幅する。光スイッチングと同時に光増幅ができる、極低雑音の超高速光スイッチングを可能にする基礎技術である。この光スイッチで用いる高非線形ファイバの長さは20m〜30mで、極めて「実用的」だという(両研究所)。
具体的には、この光スイッチで640Gbpsまでの信号の高精細な波形観測と、さらに640Gbpsの信号を64チャネルの10Gbps信号として読み出すことに成功した。
増幅特性については、基幹系の光通信で最もよく用いられる1530nm〜1565nmの波長帯(Cバンド)の全帯域で、入力信号光に対し、出力スイッチ光が約6倍の7.6dBになることを確認できた。「同光スイッチの増幅率は、非線形ファイバの最適化などにより100倍の20dB以上に拡大可能で、より広い波長帯をカバーする設計も可能」(両研究所)
また、信号変調方式に依存せず、位相変調された光信号についても160km伝送後に誤りのないデータを読み出すこともできた。今後は、さらなる高性能化と実装技術などの検討を進め、実用化に向けて研究を進めていく予定である。
640Gbpsスイッチの波形観測と信号増幅
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